消毒薬は何を持っていこう
登山中にケガをした場合に、念のため消毒まではしておきたいと思う。
では1つ持っていくとしたらどのような消毒薬が良いだろうか。
最初はオキシドールを考えた。
しかし実際に使ってみると消毒は良いのだが、バンドエイドに染み込ませて患部に当てた場合は常に消毒され続けているような痛みを伴った。
そこでオキシドールは選択から外して、ネットを調べてみたところ、他にもいろいろと種類があった。
- アクリノール(リバノール)
- 消毒用エタノール
- ポピドンヨードの消毒液(イソジン消毒液)
- 逆性石鹸液製剤(マキロンなど)
- グルコン酸クロルヘキシジシン製剤(オロナイン軟膏など)
傷口にはポピドンヨードの消毒液が一番向いているらしい。
手術にも使われる黄色味のある茶色い液体だ。
ただ、服などに色がつくので使いづらいかもしれない。
また、液に浸った状態のままは望ましくないようだ。
そこで、マキロンについて調べてみた。
- 切傷、すり傷、さし傷、かき傷、靴ずれ、創傷面の殺菌・消毒、痔疾の場合の肛門の殺菌・消毒
- 殺菌消毒の成分だけでなく、「傷の修復を助ける」「かゆみを止める」成分が含まれている。
- 他の軟膏などと一緒に使用しても問題はありませんが、その場合は水分を軽くふきとってからお使いください
- 赤ちゃんの臍の緒の殺菌消毒にも使用できるくらい安全な製品です。
傷の修復効果がある点や、塗布した後に特に気を配る必要もないなどの点が、使いやすいように思えるので、結局はマキロンにした。
ただ、どの薬でもそうだが、他人に使う場合はアレルギーやショックについて確認をとる必要がある(当然、自身もだが)。