2014年8月14日木曜日

山にもって行く消毒薬は何が良いのか?

消毒薬は何を持っていこう


登山中にケガをした場合に、念のため消毒まではしておきたいと思う。

では1つ持っていくとしたらどのような消毒薬が良いだろうか。


最初はオキシドールを考えた。

しかし実際に使ってみると消毒は良いのだが、バンドエイドに染み込ませて患部に当てた場合は常に消毒され続けているような痛みを伴った。

そこでオキシドールは選択から外して、ネットを調べてみたところ、他にもいろいろと種類があった。
  • アクリノール(リバノール)
  • 消毒用エタノール
  • ポピドンヨードの消毒液(イソジン消毒液)
  • 逆性石鹸液製剤(マキロンなど)
  • グルコン酸クロルヘキシジシン製剤(オロナイン軟膏など)


傷口にはポピドンヨードの消毒液が一番向いているらしい。

手術にも使われる黄色味のある茶色い液体だ。





ただ、服などに色がつくので使いづらいかもしれない。
また、液に浸った状態のままは望ましくないようだ。


そこで、マキロンについて調べてみた。

  • 切傷、すり傷、さし傷、かき傷、靴ずれ、創傷面の殺菌・消毒、痔疾の場合の肛門の殺菌・消毒
  • 殺菌消毒の成分だけでなく、「傷の修復を助ける」「かゆみを止める」成分が含まれている。
  • 他の軟膏などと一緒に使用しても問題はありませんが、その場合は水分を軽くふきとってからお使いください
  • 赤ちゃんの臍の緒の殺菌消毒にも使用できるくらい安全な製品です。

傷の修復効果がある点や、塗布した後に特に気を配る必要もないなどの点が、使いやすいように思えるので、結局はマキロンにした。

ただ、どの薬でもそうだが、他人に使う場合はアレルギーやショックについて確認をとる必要がある(当然、自身もだが)。



ザックカバーの購入

バーグハウスのザックカバーの購入



グレゴリーのz55用にザックカバーを購入した。

購入するにあたって気にした点は、
  • ザックの中身が変動してもカバーがダブついたりザックがはみ出したりしないこと
  • あまり使う機会もないので、できれば軽いこと
  • 風に煽られてはだけたりしないようにしっかり留められること

その結果、バーグハウスのザックカバーを購入した。


45~60ℓなのでz55にちょうど良さそうなサイズ


コードを引くと、ゴムが締まる。
 
カバーの中ほどにはバックルがついていていて、
ザックの背中側で留められる。



ただ、谷川岳でハチに追われたので、オレンジは良くないかもしれない。

色がオレンジのせいで追われたのかは分からないが、ザックカバーをしてから3回くらい追われた。



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谷川岳 反省会

谷川岳 反省会



登山は比較的順調だった。
いくつか気になった点があるので、書き留めておく。

ウェア


大量に汗をかいたため、Tシャツが絞れるほどだった。
実際、5回くらいは絞ったが、洗濯後のように汗がしたたり落ちた。


なぜ今回大量に汗をかいたのか考えたが、次のような点によると思う。
  • 普段はコースタイムの1.2~1.5倍かかっているところ、今回はほぼコースタイムと同じだった。
  • 標高があがっても、あまり気温が下がらなかった。
  • 休憩をほとんどとらなかった。

Tシャツの水滴は知らぬ間にズボンに流れ込み、ズボンも水をかぶったように濡れてしまった。ただ、こちらは全体が濡れた訳ではなかったためか、吸水、速乾が機能して早々に乾いた。

問題はTシャツで、こちらも吸水、速乾を謳ってはいるが、次から次へと汗をかくせいか、まったく乾くことはなかった。

これで風が強かったら、汗冷えを起こしたに違いない。

ウェアの機能如何でなんとかなるレベルを超えてしまうとどうしようもないので、必ずアンダーウェアの着替えは持っておくべきだと感じた。



水分補給


大量に汗をかいたため、水分補給もいつも以上に必要だった。

普段は1000ml程度の水分補給で十分であったが、今回は、
  • ポカリスエット   500ml
  • アクエリアス    350ml
  • 水(ペット)    350ml
  • 水(プラティパス) 700ml
合計、約2000ml程度を消費した。

プラティパスにはあと1000ml程度残っていたが、もともと食事用に多めに持ってきていたので、ちょうど良いぐらいで済んだ。

汗をかくことによる体力の消耗や、水分補給の問題を考慮して、今後はコースタイムに捉われずに自分のペースで登頂することを心がける必要がありそうだ。



ザックカバー


バーグハウスのオレンジの物を使っている。目立つ色のほうが、緊急の際に役立つと思ったためだ。

しかし実際に使ってみたところ、気のせいかハチに何回も追尾された。

黒もハチを刺激すると言うが、花に近い色もよくないかもしれない。





天神尾根


西黒尾根は急で、岩は滑りやすく、難易度は高いという評価だが、天神尾根もひけをとらないと感じた。

もっと楽な登山道だと想像していたせいかもしれないが。

子供連れでいくなら、親もそれなりに苦労することを覚悟する必要がある。

少なくとも中学生以上でないと危険だと思った。



ルート


普段は地図を何度も見て記憶し、スマホにも入れて、やや不安にかられながら登るのだが、今回はほとんど気にする必要がなかった。

理由は登山口を土合と決めていたためと、迷うほどに登山道がないせいである。

雲取山などは、捲道や分岐、合流も多かった気がする。迷いこそしないものの、分岐のたびに悩みはした記憶がある。

谷川岳の登山道が少ないのは迷いづらくてよいのだが、逆に言えばエスケープルートもないので、ただひたすら同じルートを登る、あるいは下る必要がある。

どこの山でも足にトラブルを抱えると厳しいが、谷川岳の岩場も30~50cm程の段差が連続したりするので、転倒や捻挫には特に気をつけたい。



日光白根山(残雪期)

日光白根山(残雪期)に登る



日光白根山に2014年5月初旬に登ってきた。

天気:晴れ
気温:麓で6℃(07:00頃)、頂上でもさほど変わらず(11:00頃)
風 :麓で微風、頂上はやや強い


ルート


ルートは大きく3つある。

 1.丸沼高原スキー場 (片道3km程度)
 2.菅沼登山口    (片道4km程度)
 3.湯元本通り北駐車場(片道5km程度)


丸沼高原はリフトがあって一番距離も短い。

当初はこのルートを考えていたが、リフトの稼動に大きく左右されるので今回は菅沼登山口から登ることにした。

もうひとつの理由は、今回は一般道でいろは坂側から向かうため、仮に菅沼登山口がみつからない等のアクシデントがあった場合に丸沼高原に向かえばよいと考えたため。


やはり地図は必要。

登山ログ



朝4:45頃。
コンビニで朝食購入とトイレ休憩。
既に日が昇り始めている。

R120を進むと日光白根山が左手に見えてきた。
ガスの中に山頂が隠れている。
(全てISO1600固定で撮ってしまったため全体に明るすぎになってしまった)

いろは坂から向かい、トンネルを抜けると天候が崩れた。
数分で右手にキャンプ地が見えてくる。



左手に茶屋。これが登山口の目印になる。
この茶屋の手前が登山口になっている。
朝早いとロープが張られて入れない。
 
ガイド誌に記載のトイレはおそらくこの茶屋のものなので朝早いと利用できない。
 

駐車料金は1,000円、らしいが誰もいない。

06:30、菅沼登山口駐車場に到着。
既に車が1台。

ここが菅沼登山口入り口。
積雪1mはある。
 
6本爪アイゼンしか持っていないので朝食を食べながら登るか諦めるか考える。
 
後から数組来たが、みんなアイゼン(6本から12本爪)だったので、行けるところまで行くことに決定。
 

2014年8月13日水曜日

谷川岳に登る(西黒尾根)

谷川岳に登る



谷川岳に2014年8月初旬に登ってきた。

天気:麓は晴れ、山頂は曇り時々雨。
気温:おおよそ20℃ぐらいだったと思う。
風 :ほとんど無かった


ルート


土合から西黒尾根を通り山頂へ。

トマの耳、オキの耳を登ったあと肩の小屋へ。

休憩もせずにそのまま天神尾根から天神平へ向かい、ロープウェイで土合へ。


装備

上:Tシャツ
下:長ズボン

着替えの意味もあり長袖を1着
レインコート
ザックカバー
ツェルト(使わず)
バーナー、コッヘル(使わず)

飲料はポカリ500ml、アクエリアス300ml、水300ml+食事用にプラティパスに1500ml。ゼリー飲料x3パック

普段も汗は多いが、今回は更に大量にかいた。
このため、食事もしていないのに残量はプラティパスの1000mlだけだった。

その他、ヘッドライト、ツェルトなど。日帰りなので使わないが、念のため。

登山ログ


05:30 谷川岳ロープウェイ ベースプラザに到着

車は数台しか泊まっていなかった。

料金は500円だが、係員がいないため、帰りに支払う。

駐車場は開放されているので、係員がいなくても駐車は可能。



05:55

駐車場を出発。

エレベーターで上に上がるのかと思ったが、動いていなかった。

外に出て、坂道を上がり始める。

坂道を上っていく

旧道入口の標識
標高750m
ロープウェイが出来る前は西黒尾根がメインルートだったらしい。
 

この先、車は通れません。
左の看板には一ノ倉沢出合までのトレッキングコースのルート紹介

西黒尾根登山口の標識
 
なお、登山届けは駐車場の2Fか3Fのみやげ物やなどがあるエリアで帰りがけに見かけた。エレベーターが動いていないと入れないかもしれない。