2016年12月24日土曜日

照明の交換、間違った金具

引っ越しで新しい灯具を取り外して余ったので、既についている古い灯具と交換することにした。


照明の交換


新しい灯具はこんな形の器具で天井に取り付けられるようになっている。



しかし、いま使っている灯具はこんな感じで、器具を取り付けられない。

あまりキレイに施工されていない



そこで、ホームセンターに行って、天井に器具を着けられるように金具を買ってきた。

Panasonic WG 6420WKP


この上下にある切り欠きに器具を挿して取り付ける
左右の耳は灯具が重い場合に引っ掛けて使うらしい





裏側から見たところ。


金具には上下左右に4つネジ穴の切り欠きがあるが、使うのは2点でよい。
なぜ4つあるかというと、耳の向く方向を自由に選べるようにするため。


裏から見ると、違和感がある。

真ん中(緑色のところ)が盛り上がっている。



天井はこんな感じ。
昭和のニオイのする器具が飛び出している。


買ってきた金具を取り付けるためには、緑色の部分が収まるくらいの大きな穴を天井に開けなければならない。


ホールソー等の穴を開ける道具を購入するためにとりあえずホームセンターにを買いに行くことにした。



さっきと違うホームセンターに行ってみると。。

 Panasonic WG6005W (神)


なんと、緑の部分が表側に突出している金具が売っていた。

しかもこの金具の方が安い。


最初の店ではアレしかなく選択の余地が無かったが、品揃えの差なのだろうか。


おかげで穴を開けるという暴挙に出ずに済んだが、手間、ヒマ、金、仕上がりの事を考えると、ホームセンターの良し悪しはDIYにとって、とても重要だと思った。


あとは比較的簡単に進んだ。

(作業は電気工事の資格か、資格保有者の指導が必要だったと思う)

(照明が無いので写真は暗くてぼやけてしまった)

金具の取り付け。
木ネジは天井に補強の木材が入っているところに打たないとまったく効かない。
配線はマニュアルの通りに接続する。


合体。ネジ留め。
オシャレになったが、普段の生活で見られることはない。

器具の取り付け。差し込んで回すだけ。





新しい灯具をカチッと嵌め込んで配線を接続して完了。


穴を開けなくてよかった。



金具が表側に出っ張っている分、灯具が天井から浮いてしまうのではないかと気になったが、灯具の固定は写真のように2段になっており、奥まで差し込むと浮かずに固定することができた。





2016年12月3日土曜日

結露と湿度。湿気は下に行くのかどうか。

テント泊の朝は結露で大変なことに


テントを張ってシュラフで寝ると朝には結露でびっしょり濡れてしまう。

別に下山するだけなら良いのだが、今日も登って、戻ってきてテント泊というと、どうしても干しておきたい

また冷たいシュラフを使うのか。しかも寝る前から冷たい。

それにも増して、生乾きだといやなニオイがついてしまう、かもしれない。


これは避けたい。


正直、冷たいのはまだ許せる。

ダウンで生乾きのニオイなど着いたら二度と取れないのではないか、と不安だ。

そうなると、おちおちと登っている場合ではない。


では、登っている間に干せばよいではないかとなるが、干せるかというと実は干せない


なぜなら、不在のときにテントが風で飛ばされるとマズイので、テントは畳んでおくからである。

当然、シュラフも通気性の悪いテントの中で濡れた状態で蒸らされるわけである。


このように、結露対策はとても重要な問題である。

特に冬は外気が冷たい分、結露が顕著である。

真ん中にあるのが我が家(テント)
風を避けるためにハイマツ帯の近くに設営。

テントは雪の上。
水源の上のようなもので、当然湿度も高い。

分かりづらいが内側には水滴がたくさん。
このテントは前後が換気用にメッシュになっているのだが。

結露して凍って落ちた氷


水滴びっしり。
シュラフを干すところなんて無い。



部屋の湿度と結露。

果たして湿気は上に行くのか下に行くのか。



自宅でダウンシュラフを保管する際にもやはり、湿気は気になる。

では、シュラフを押し入れで保管するとして、当然湿気が少ないところにしたいのだが、はたして上に保管するべきか、下に保管するべきか。

感覚的には湿気は下に降りてくるので、保管するなら上である。

山小屋の写真
下の方が湿気が高そう。
ちなみにこの布団は湿気を含んでとても「冷たい」


しかし気になったので少し調べてみた。


google:「湿気 上 下」。

すると乾いた空気は重いので下に行く、湿気は上に行くという意見が出てきた。

しかも熱弁している。


湿気が上に行くのは置いといて、乾いた空気が重いというのが気になる。

よく読むと、どうも次のような事を言いたいらしい。

「湿気を含んだ空気から湿気を取り除いて、これを「空気」として比べると、湿気が多いほうが取り除かれた分が多いので軽くなり、湿気が少ないほうが重くなる。

故に、乾いた空気が重い。 え?。

これは本気で言ってるのか。詭弁でなのか。

まあ、いいです。。

部屋の上下を湿度計で測れば結論が出そうだけど、ちょうどよい湿度計が無いので今は分かりません。確たる証拠が欲しいところだけど。


とりあえず推測することにします。


まず、部屋の空気中の水分保有量は同じとします。例えば湿度50%くらい。

部屋の温度は上も下も同じです。

このとき、湿気は上も下も同じでしょう。


では、暖かい空気は上に行き、冷たい空気は下に行くという一般常識の事象が起きて、部屋の上下で温度変化があった場合はどうなるか。

おそらく、空気中の水分保有量は部屋の上でも下でも変わらないでしょう。

しかし、湿度はどうなるか。


部屋の下の温度は低いので、水分は空気中に多く溶け込めません。

更に温度が低い場合は、結露して壁に水滴として現れます。

このときの湿度は100%です。

つまり、温度が低いと湿度はだんだんと高くなっていく訳です。

逆に部屋の上の方は温度が高いので湿度は下がるはずです。

ということは、部屋の上の方が(温度が高いので)湿度が低い。と言えますよね。


私はシュラフを上に保管することにします。

水分量は上でも下でも変わらないでしょうけど。



※文中の「湿度」は普段の会話でよく使う湿度と同じで、相対湿度の意味です。