2013年12月16日月曜日

雲取山 反省会

雲取山 反省会



事前のルート確認不足


朝から寝坊、バスの本数が少ないといった問題で登山開始が大幅に遅れた。
せっかく来たのだからという思いで、記憶とネット情報を頼りにより短時間で頂上に到達できるルートに変更をしたが、事前に調べたルート以外の情報は皆無だったので苦労した。
・登山口がわからない
・コースタイムがわからない
・案内板に書かれた行き先とそこまでの距離がわからない

このため、ひたすら頂上を目指した。


登山口がわからない

地図は持っていたが標識にあるような細かい地名の記載はない。


片道行程10km、高低差約1500m


普通の山道であれば3kmを1時間とするとだいたい3.5時間ぐらい。
途中の休憩も入れれば余裕をみて5時間くらいと予測できる。

ただ今回は、コースが景色の変化に乏しかったり、コースタイムの分からない不安、足を休める場所の少なさ等のためか、とても疲れたし時間もかかった。

序盤は景色に変化が少なく、休憩もしずらい


ザックの重量


11月の2000m級の山ということで、夏に比べればザックの重量が増した。
せっかくだから山で自炊しようとした事も大きく影響した。

自炊のための水は2ℓ用意したが、これは本来重量が重いので背中側に配置するべきであった。今回は気にもせずザックの最下部に入れてしまったが、5時間近くの行程では影響もバカにはならないと思う。

餅は小分けして持っていった。チョコは忘れた・・。
このほか、自炊のためにガス類、コッヘルも用意した。


アイゼンの準備


今回は持っていくつもりでネットで注文したが間に合わなかったためキャンセルした。

結果的には使わなくても大丈夫であったが、まさか巻き道(迂回ルート)側が日陰のために雪が積もっているとは思わなかった。

徐々に雪が多くなっていくと、進むのが厳しくなったときは既に戻るのも厳しい可能性があり、進み続けるための道具は準備しておくべきだと思われる。

また、仮に少しでも滑落したとすると、そこから這い上がるのはより困難なはずである。

このくらいならゴム底でも大丈夫だが先行き不安である。
冷蔵庫のような冷気で、ここでケガしてはいけないと思える。


ウェアを汚す


山荘で食事をいただいた。が、まさか生卵をこぼしてしまい、ひざの上にのせていたフリースが1着ダメになってしまった。

山荘でフリースを洗うわけにもいかず、ただの荷物になってしまった。

それ以上に問題なのはフリースが1着ダメになってしまったということだった。

もしギリギリの用意だったら紙で拭いて着るしかなかったのかもしれない。ムリだが。

今回はフリース2着、ダウン1着を持っていっていたので救われた。
しかもダメになったフリースはユニ○ロのだったので精神的にも救われた。
他のフリースだったら値段で10倍、ダウンだったら20倍はするので。
(汚れたフリースは家に帰って洗ってちゃんと使っている)


撥水性のあるウェアは「汚れに強い」と書いてある。
今まで気にしなかったが、とても重要な事だと思った。

「汚れてもいい安いもの」ではなく「高くても汚れないもの」を選ぶのが重要である。


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