2016年6月11日土曜日

山の食事に必要なもの

山の食事に必要なもの



昼飯


だいたいは行動食(レーション)で済ます。

非常食にもなるので、あまりパサパサしたものは適さない。

小まめに補給できるものが望ましい。

軽くてエネルギーを生み出せるものがよい。



・ウイダーinゼリー

・朝バナナ、朝マンゴー(ミニッツメイド)

とかでよい。

ただ、水分が多めなので少し重い。



チョコレート、飴も良い。

糖分が多いと回復が早い。ただ溶けるので季節によっては注意。



最近特によかったのは井村屋の「チョコえいようかん」



チョコなのに溶ける心配がない(最初から溶けている?)

軽い、おいしい、パサパサしていない。これはよい。


「スポーツようかん」というものも売られているが、「チョコえいようかん」は捨てがたい。




低体温症で亡くなる原因の1つはエネルギー切れなので、非常食は重要。

遭難して非常食が無い時は水が確保できる場所で留まるしかないと思う。

夕飯


夜食べることはまずなく、だいたい夕方に食べる。本当に夕飯。


自炊なら次のものを用意する。

ガスバーナー


定番のPRIMUS P-153
フェムトよりは重いがこれでも十分に軽く小さい。
火が1点集中ではなく、ゴトクが風よけになるのもよい。


コッヘル


PRIMUS P-731722 ライテックトレックケトル&パン
フライパンは使わない場合は、蓋でも十分。

ガスバーナー、ガスなどはコッヘルの中に入れると収まりがよい。
取っ手をたたんだ状態で少し金具が角張るのが気になる。



箸かスプーンなど好みで


箸は折りたためるものがよいが、値段が高いか、洗いにくそうなものが多い。
ただ、ザックの中では意外と箸のでっぱりは邪魔になる。
この点、シリコン製のスプーンのほうが優れている気がするが、スプーンだと食べづらい気がする。


まな板


なんの変哲もない「まな板」
ザックの中で干渉しないような丸みのあるものがよい。

まな板がないと不安定で落ち着かない。
雪の上だと底が沈む。
ロウソクをテントにそのまま置くのは憚られる。


食材、水



だいたい以下のようなものを必要な量だけ持って行っている。


水は現地調達できるなら多くは要らない。一番重い。


ラーメン、餅、レーション、コーヒー

ラーメン、餅、カレー、パスタ、レーション


ポイントは餅。安い。小さい。最初から小分けされている。

アルファ米は値段が高いので1食の合計が600円くらいになってしまうのでは。


ただ、カレーを餅で食べていると、やはり「ご飯がいいなぁ」とは思う。


カップラーメンと餅の相性は悪くない。
スープは捨てられないので飲む。
このため、そばやうどん系のほうがよい、と思う。

食器


食器があるのが一番よいが、嵩張るのでカップラーメンのカップをそのまま使ってしまう。


レトルトカレーはコッヘルにお湯を張り、温まったらカップに注ぐ。

餅も一緒に温めておけば、合わせてカップの中に入れて食べれる。

すると、カレーライスならぬ、カレー餅になる。




これぐらい食べるとだいたいお腹はいっぱいになる。

最後にスープやコーヒーを飲んでおしまい。


カップは翌朝も食器として代用するので軽く拭いておく。


汚れてもよい布

だいたい汚すと思うので、用意しておく。


ライト

ヘッドライトを使う。ろうそくでもよい。




なお、テント泊ではずっと座った姿勢のままなので、腰が伸ばせずに痛くなる。

できれば背もたれがあったほうがよい。


朝飯


またカップを使う。(食器でもだいたい同じ工程だが)

違う味のカレー餅を食うか、パスタなどを食べる。


カップラーメンの詰め替え(リフィル)を使ってもよい。

リフィルは嵩張らずに良いのだが、スポッと出てこないので、押し出したりしていると、周りに粉末が飛び散ったりする難点がある。最近はあまり買おうと思わなくなった。


コーヒー

山頂に着いたら飲もうと、日帰りであってもバーナーやマグカップを持っていくのだが、山頂で飲める時は少ない。


主な理由は以下の通り。

・混んでいて飲める雰囲気ではない

・そもそも山頂が広くない

・風が強く、一刻も早く降りたい

・天気が悪く、景観が望めない

・思ったより遅く着いてしまい時間がない


雑誌などの写真で見るような山頂をイメージして行っても、実際に条件に恵まれることは少ないのかもしれない。

山頂よりも少し下の景観が望める場所で休憩するのが良いと思われる。


コーヒーはインスタントでも十分おいしく感じられる。こだわる人は別だが。

特に下界では「甘くてちょっと」と思っているようなコーヒーでもおいしく感じられる。
逆に少し甘いほうがよいかもしれない。














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