2021年8月8日日曜日

剣岳、立山。2021年7月

 剣岳、立山。2021年7月



概要

2021年7月に2泊3日で剣岳、立山へ。宿は剣山荘。

長野側から黒部トンネルを通ってアクセス。


ポイント

  • 1泊2日を目指すなら初日は扇沢→立山→剣山荘、2日目に剣岳→扇沢を狙って計画したほうがよい。初日に剣岳を狙うと剣山荘に着くのが17:00過ぎる(ので山岳警備隊が前剣辺りで遅い時間の登山者を警戒している)。
  • 7月でも雪渓を渡る。軽アイゼンを付けてる人はいなかったがストックはあった方が安心かも。ルートによっては雪が残ってるのでそっちにはいかない事。
  • 剣岳はヘルメット着用率9割以上な感じ。
  • ザックはテント泊以外はだいたい30ℓ以下な感じ。ただレインウェアや防寒具、ツェルト予備の水や食料を入れるとだいたい30ℓぐらいになると思う。
  • 剣山荘にはシャワーがある!(山荘で初めて見た)。水は豊富。コロナ対策のため隔離されており、今までのごちゃっと寝る感じと大違いだった。


山行記録

Day1 :扇沢~室堂~剣山荘
  • 06:30 扇沢
  • 08:00 室堂
  • 11:00 剣山荘
Day2 :剣山荘~剣岳~剣山荘
  • 05:30 剣山荘
  • 07:10 剣岳
  • 10:00 剣山荘
Day3 :剣山荘~立山(雄山)~室堂(~扇沢)
  • 05:00 剣山荘
  • 09:10 立山(雄山)
  • 11:00 室堂

Day1(扇沢~剣山荘)


前日に扇沢駐車場まで車で移動。市営の無料駐車場もあるが朝4:00に行ってもすでに満杯となっていたため有料駐車場(\1,000/日)に停める。こちらはまだ空きはあったが埋まってしまうとどうしようもなくなるので、有料でも停められるだけマシかもしれない。
扇沢駐車所

始発バスが06:30のため05:30には並び始める。が、すでに外に長蛇の列ができている。100mくらいはあるだろうか。始発は乗れないと諦めかけていたが、1度に4台くらい出るようなのでこの位置で並んでいても乗ることはできた。

長蛇の列

扇沢~室堂までのチケットを買う。これはバスやケーブルカー全部のチケットを兼ねる。復路の有効期間が5日間あるので往復で買っておいてもよい。


乗り継ぎに歩いたり、、ひたすら移動。

08:00到着

みくりが池

残雪がところどころ。8月には消えてしまうのだろうか。


ゴゼン?



剣岳方面へ

雷鳥平を越えて川を渡った先を左に進み、ここで別山方向に進む。


剣沢小屋を目指す。
(似たような名前ばかりで標識で悩む)



野営管理所というテント場でしょうか。
中央山肌に剣山荘。


剣山荘方向へ
(帰り道、ここに戻れなかった)

富山県警 剣沢警備派出所
連日の警備はここから出動しているのか。



この後、剣山荘に11:00頃到着。剣岳に向かったが取りやめて明日改めて登ることにする。

Day2(剣山荘~剣岳~剣山荘)


朝、04:00頃から忙しなく出発する人たちが出始める。
カニの縦ばい、横ばいは渋滞するのだろうと言っているのを聞くと萎える。
起きてしまったので仕方なく準備をしてみるものの、ヘッドライトの調子が悪い。予備の電池でも点かない、帰ってきて調べたら3本セット2組のうち4本の電池がダメになっていた。こんなこともあるのか、、(それとも暗闇で+、-を誤ってつないでおかしくなった?)。
急ぐ理由もないので、明るくなってから出ることにする。
頑張っても剣岳、立山と周り、室堂で16:30のバスには乗れない。

朝05:30に剣山荘を出る。





5番目の鎖場にある梯子。流石に落ちはしないが強風が吹いたら怖い。

梯子の左手

梯子の右手
この梯子の後の鎖場で杭状の物に足をかけて登り始めるのだが、今まで杭を足場にすることは無かったので若干戸惑う。左足か右足からかを間違うと登った先で詰むのでは、と思うと不安になる。そんな岩場が出てくる。

登りと下りでルートが異なるようで、こっちが登り用。


写真はたくさん撮ったがあまり記憶には残ってない。

カニの横ばいの右側のルートを通ってカニの縦ばいへ。
横ばいの写真は横ばいの時に撮ろうと思ったが、おそらく登りの時に横ばいを横から撮るのがよさそう。ちょうど下山中の人が「足場がない、、」と言って鎖にぶら下がっていたところだったので、見ていられなかった。

縦ばいも若干人は多いのかもしれないが、渋滞というほどではなかった。
ある程度登ったら次の人がスタートする、といった感じで登っていく。

この縦ばいの最後の1歩が足場が無かったのだが、何が正解だったのだろう。
鎖に体を預けてほとんどひっかかりの無い傾斜に足を掛けて登るのだろうか。。滑ったら大変なのだが。それとも何か見落としたのか。結局は膝を掛けて登ったが一番危険だった。
混んでなくてよかった。最後、どう登るのが正解だったのか。。


07:50 剣岳登頂。
AQUOS sense4で山旅ロガーを動かして写真を撮ると再起動ばかり。。
登頂時の写真はこの1枚しかなかった。



「源次郎尾根 この先危険」と書いてある。

カニの横這いで少し混んでいた。
横這いでは一旦下降したのち、横移動するのだが、ここで横に移動する足場が上からは見えにくく、足で探るような恰好になる。鎖をつかみながらそろそろと片足を下ろしていくのだが、どこまで行っても足場がない、、。という恐怖を感じる。
足場を足で探す前に鎖に体を預けながら岩から少し離して下を覗き込むようにして足場を確認しおけば足場を探すときに安心感がある。
赤いスプレーで印がされている、横長の岩の切れ目があることが分かる。

カニの横這いを上から。下降したのち写真右手に移動していくが、ここが怖い。
特に身長が低い人は怖いと思う。

後はひたすら剣山荘まで戻る。ところどころに鎖場があるが、カニより大したことはない。




剣山荘が見えてきた。




剣山荘から見る別山



剣山荘で夕暮れ。ビールを飲んで。


Day3(剣山荘~立山~扇沢)


今日も特に早起きする理由はないが、やることもないので早めに出る。

05:00 剣山荘出て剣沢へ

何故かこっちに来てしまった。

野営場管理所のテン場

立山方面に行くには別山(左)に向かった方がショートカットになるので別山に向かう。


別山は特に標識は無いが割とわかり易く足跡もあるので迷いそうにないのだが、尾根まで100mくらいのところで薄っすら足跡のあるまっすぐのガレ場としっかり足跡のある道(後に雪渓)に分かれるところがある。気付かないと右斜め前のしっかりとした足跡を辿ってしまうが、別山乗越えの方に向かってしまうので注意。

尾根に出たらそのまま尾根を横切って進むのが正しいようだが、方向感が怪しくなっているのでいったん尾根を左に曲がり別山頂上を目指す。

06:50 別山頂上。この左手奥にやや急な斜面があるが、それが立山に向かうルート。

ここが立山に向かうルート。

真砂岳(左)に進む

ところどころ、わかりにくい標識が出てくる。
(立山から別山に向かうほうが分かりにくいかもしれない)

07:30 726mb? 22℃ (正しいか不明)

雄山へ直進

雄山へ

斜面は結構雪が残っている。

雄山頂上へ

今回はコロンビアの30ℓザック。


雄山を後ろからみたところ

09:10 立山(雄山)到着。

飲み物、食べ物があります。

JR9VQ 立山山頂レピーター局
いずれ無線は無くなるのだろうか。

雄山神社

今日は特別に登れるようだが、お金がかかるのでやめておく。
山頂が有料みたいになってしまってるのが気になるが人工的に積んだのだろうか。

この細い道筋を通って室堂に戻るのだろう。よく見るといくつも道がある。

立山には子供連れで登っているグループが多い。ちょうど地域か学校かの催しでもあったのだろうか。登りと下りで道が違うのでスムーズに往来できる。


10:00 立山一の越山荘

10:45 立山室堂へ
外湯をやってるはずなので聞いてみたら13:00からとか。
急ぐ必要もないので待っても良かったが、誰も居ないしこのまま進むことにした。


11:00 室堂到着

黒部平









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