2013年11月4日月曜日

コンパスはやっぱり必要か? SILVA シルバコンバス STD-7

SILVA シルバコンバス STD-7

ECH293 STD-7


(以下、受け売り)

コンパスの名器。

高いものはいらない。
むしろ紛失、破損に備えて2個くらい持ったほうがよい。





なぜ名器なのかというと、ちゃんと磁北を向くため。

確かに他のコンパスと比べると少しズレがあったり、毎回ズレたりしているものもある。

オイルが入っていることが重要のようだ。



使い方



1.事前準備


 磁北と真北の差を地図に書いておく。



  おさらい

  磁北:方位磁針の針が北を指す方向。真北からずれている。

  真北:北極の方向。地図の北と同じ。

  偏差:真北と磁北のズレの角度。地域により異なる。

     日本は偏西(磁針が真北に対して西にズレている)で下記のとおり。
     沖縄 4
     九州、四国、本州 6~8
     北海道 10


  偏差の調べ方

  ・地図に書いてあればそれを用いる。
  ・国土地理院のHPで調べる。
   http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/geomag/menu_04/



方位磁針が真北を指せば一番よいが、そうもいかないので地図に細工をする。
具体的には、地図上に偏差分ずらした線を事前に引いておく(下図の赤い線)。

この赤い線が方位磁針が指す北(磁北)ということになる。


方位磁針を使うときはこの線の方向を北として扱う。





2.山での使い方 ①進むべき目標の方向を定める

山で地図上の目的地の方向を調べるためには「現在地」と「方角」から割り出す必要がある。


SILVAの1-2-3システムは次のような使い方をする。





3.山での使い方 ②現在地を調べる

もし現在地が分からず、遠くのいくつかの目印から現在地を調べる場合は次のような使い方をする。


コンパスの使い方としては、目標の方向を探すときと手順が逆になるだけである。






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