2016年6月20日月曜日

プールのレーンに指をぶつける

毎回レーンに指をぶつけるので指サックでガード


1つのレーンを往復に使っているので必然と狭い範囲で泳ぐ。


クロールの腕の入水の時に人差し指をレーンにぶつけることがある。


地味に痛い。


特にスピードが出ているときに指の腹をぶつけると、爪が剥がれるんじゃないかというくらいの痛みが走る。見ると爪の中が青紫色に変色している。


ぶつけるのはだいたい気を抜いた時が多い。

ターン後や、ターン前で流して泳いでいるときにぶつける。


ぶつけるのが怖いと、右手を大きく振ることができない。

(入水のタイミングが遅いとぶつけるため、早めに戻そうとする=しっかり搔けない)


次いで、右足の動きが悪くなり、体幹のバランスが悪くなる。

(右側面が浮かなくなり、右側面で水を捉えにくくなる)



ぶつけるのは下手なせいなのだが、ぶつける恐怖を越えなければうまくならない。


ぶつけても痛くないような良いものがないか探していて、やっと良いものをみつけた。


セリアの指サック。

ベストはMで、先端が開いているのだが、ここにプラスチックでカバーをする。

そうするとぶつけても痛くない。


Lは先端も保護されているが、緩いので水の中で抜けてしまう。


これで恐怖がなくなれば、数回ぶつけるのは覚悟のうえで、上達できると思う。

スピードをのせてロールできるようになれば、まずぶつけることもなくなるだろう。


ただ、いずれにせよ気を抜かないようにしなければならないが。





2016年6月11日土曜日

山の食事に必要なもの

山の食事に必要なもの



昼飯


だいたいは行動食(レーション)で済ます。

非常食にもなるので、あまりパサパサしたものは適さない。

小まめに補給できるものが望ましい。

軽くてエネルギーを生み出せるものがよい。



・ウイダーinゼリー

・朝バナナ、朝マンゴー(ミニッツメイド)

とかでよい。

ただ、水分が多めなので少し重い。



チョコレート、飴も良い。

糖分が多いと回復が早い。ただ溶けるので季節によっては注意。



最近特によかったのは井村屋の「チョコえいようかん」



チョコなのに溶ける心配がない(最初から溶けている?)

軽い、おいしい、パサパサしていない。これはよい。


「スポーツようかん」というものも売られているが、「チョコえいようかん」は捨てがたい。




低体温症で亡くなる原因の1つはエネルギー切れなので、非常食は重要。

遭難して非常食が無い時は水が確保できる場所で留まるしかないと思う。

夕飯


夜食べることはまずなく、だいたい夕方に食べる。本当に夕飯。


自炊なら次のものを用意する。

ガスバーナー


定番のPRIMUS P-153
フェムトよりは重いがこれでも十分に軽く小さい。
火が1点集中ではなく、ゴトクが風よけになるのもよい。


コッヘル


PRIMUS P-731722 ライテックトレックケトル&パン
フライパンは使わない場合は、蓋でも十分。

ガスバーナー、ガスなどはコッヘルの中に入れると収まりがよい。
取っ手をたたんだ状態で少し金具が角張るのが気になる。



箸かスプーンなど好みで


箸は折りたためるものがよいが、値段が高いか、洗いにくそうなものが多い。
ただ、ザックの中では意外と箸のでっぱりは邪魔になる。
この点、シリコン製のスプーンのほうが優れている気がするが、スプーンだと食べづらい気がする。


まな板


なんの変哲もない「まな板」
ザックの中で干渉しないような丸みのあるものがよい。

まな板がないと不安定で落ち着かない。
雪の上だと底が沈む。
ロウソクをテントにそのまま置くのは憚られる。


食材、水



だいたい以下のようなものを必要な量だけ持って行っている。


水は現地調達できるなら多くは要らない。一番重い。


ラーメン、餅、レーション、コーヒー

ラーメン、餅、カレー、パスタ、レーション


ポイントは餅。安い。小さい。最初から小分けされている。

アルファ米は値段が高いので1食の合計が600円くらいになってしまうのでは。


ただ、カレーを餅で食べていると、やはり「ご飯がいいなぁ」とは思う。


カップラーメンと餅の相性は悪くない。
スープは捨てられないので飲む。
このため、そばやうどん系のほうがよい、と思う。

食器


食器があるのが一番よいが、嵩張るのでカップラーメンのカップをそのまま使ってしまう。


レトルトカレーはコッヘルにお湯を張り、温まったらカップに注ぐ。

餅も一緒に温めておけば、合わせてカップの中に入れて食べれる。

すると、カレーライスならぬ、カレー餅になる。




これぐらい食べるとだいたいお腹はいっぱいになる。

最後にスープやコーヒーを飲んでおしまい。


カップは翌朝も食器として代用するので軽く拭いておく。


汚れてもよい布

だいたい汚すと思うので、用意しておく。


ライト

ヘッドライトを使う。ろうそくでもよい。




なお、テント泊ではずっと座った姿勢のままなので、腰が伸ばせずに痛くなる。

できれば背もたれがあったほうがよい。


朝飯


またカップを使う。(食器でもだいたい同じ工程だが)

違う味のカレー餅を食うか、パスタなどを食べる。


カップラーメンの詰め替え(リフィル)を使ってもよい。

リフィルは嵩張らずに良いのだが、スポッと出てこないので、押し出したりしていると、周りに粉末が飛び散ったりする難点がある。最近はあまり買おうと思わなくなった。


コーヒー

山頂に着いたら飲もうと、日帰りであってもバーナーやマグカップを持っていくのだが、山頂で飲める時は少ない。


主な理由は以下の通り。

・混んでいて飲める雰囲気ではない

・そもそも山頂が広くない

・風が強く、一刻も早く降りたい

・天気が悪く、景観が望めない

・思ったより遅く着いてしまい時間がない


雑誌などの写真で見るような山頂をイメージして行っても、実際に条件に恵まれることは少ないのかもしれない。

山頂よりも少し下の景観が望める場所で休憩するのが良いと思われる。


コーヒーはインスタントでも十分おいしく感じられる。こだわる人は別だが。

特に下界では「甘くてちょっと」と思っているようなコーヒーでもおいしく感じられる。
逆に少し甘いほうがよいかもしれない。














2016年6月5日日曜日

白馬大雪渓 反省会 2016 GW

白馬大雪渓 反省会 2016 GW


今回もいろいろあった。

次の山行に備えて反省会。


1.登り7時間。体力が必要。


標高差が意外とある


コースタイムは6時間ぐらいだが、健脚でもなく、休みも多めなので7時間かかった。


標高差は白馬山荘までで1600m。

これは富士山の5合目から頂上に登るよりもきつい。


猿倉荘 1232m

白馬山荘 2824m


山旅ロガーのログを地図ロイドで表示。

ほぼ7時間かかっている。



ピッケルよりはストックのほうが楽


普段はダブルストックで登るが今回は最初からピッケルを使った。

これも足に負担がくる要因だったかもしれない。


縦走用ピッケル
ブラックダイアモンド レイブンプロ 55cm
グリップにテニス用の滑り止めを巻いている。下のほうは捲れあがった。
ブレードは普段持つところなので冷たくないようにテープを巻く。これもテニス用。
リーシュはモンベル。腕に通したり肩掛けが出来てよい。


足が重い。冬靴に12本爪アイゼンの装着。


冬は靴も重いしアイゼンの重さも合わさると脚上げの負担は大きい。

雪道では雪の高さ分、余計に脚上げも必要なので、足の付け根が痛くなってしまった。



冬靴はノースフェースのVerto S6K(片足905g)
アイゼンはブラックダイアモンドのセラックプロ(片足445g)
ワンタッチモデルは装着し易いし、安心感があってよい。


片足に約1,350gの重りをつけて、7時間かけて歩くのは大変。

(健脚の人から見れば何を言っているのか分からないだろうが)


6本爪アイゼンでもよかったかもしれない。
軽いメリットがある。逆につま先が滑るデメリットもある。


2.ゴンドラが強風で動かない。山以外の予定も準備しておく。


木曽駒ヶ岳で大雨に遭ったときもそうだったが、関東から数時間かけて遠征してきた訳で、天候不良だからといって何もせずに帰る訳にはいかない。

今回はゴンドラが動かないだけで他の山に登ることは可能だったが、天候に左右されないような別の遊びも準備しておくべきだと思う。

穏やかに見えるが、上のほうは14m/sくらい吹いていそう。
麓でも時折、強めの風が吹いていた。


とは言え、山あいにアウトドア以外のレジャーがある気はあまりしないが。

釣りはよいかもしれない。雨でも釣れる。




3.尻セードは意外と危ない。


尻セードは登山パンツのまま滑ってもよいのだが、ウェアのダメージは大きい。

色も褪せてしまうし、撥水効果もなくなってしまう。


今回、尻セードをするつもりはなかったのだが、予てから緊急の際には「まな板」が使えるのではないかと思っていたので、今回試すことにした。


これは在りし日の「まな板」の雄姿。
正しい使い方をされていた。


勾配に緩急があるが、結構スピードが出る。


アイゼンを引っ掛けて足を骨折した人もいるらしい。

もともとアイゼンは止めるためのものなので引っ掛かるのは当然だが、実際に危ない。


白馬大雪渓は巨大な滑り台のようなもの。
尻セードをしていると滑落と間違われそう。
(滑落するほどの急斜面ではないと思う)


順調に距離を稼いでいると雪の中に隠れていた落石にヒット。

尾てい骨を強打した。頭のてっぺんまで衝撃があった。


幸いウェアは破れなかったが「まな板」は大破。




大破した「まな板」。これも100均。
リーシュを着けてないと「まな板」が勝手に滑って行ってしまうので危ない。
シュールで面白そうだが、きっと笑えない。

この衝撃でよく無事に帰ってこれた。
2週間くらい痛みが取れなかったが。



おそらく骨にヒビは入っていないと思うが、危なく行動不能になるところだった。

落石のあるところでの尻セードは注意が必要。


「まな板」に限らず、プラスチック製のものは同じような結果になるはずなので気をつけたい。


次はこれでやろう。
これが大破したら諦めよう。




4.汗で濡れて服が冷たい。


汗で濡れたウェアがお腹の辺りで身体から離れていてとても冷たくなっていた。

身体で着乾わすなんてことをしたら逆にお腹が冷えてしまう。


しかしここまで気が付かないとは。

初めてファイントラックのフラッ・・、スキンメッシュが役に立った。

夏に使ったときは不要だと思ったが、冬は良いかもしれない。


この後は、スキンメッシュとウェアの間に吸水性の高いタオルを巻いてお腹の冷えを防ぐとともに汗を吸収するようにした。

ウェアは身体にピッタリ張り付くぐらいのものが良いかもしれない。



5.渡渉がある。


冬山で渡渉があるとは思わなかった。

といっても幅は距離にして4mくらいだろうか。


意外としっかり流れている。

この石の上を飛び飛びに歩けばあまり濡れないのだが、滑ったり転んだりすると大変なことになる。

水深が10cmくらいあるので、川底を歩くと堰き止められた水が足にあたり、もう少し高い位置まで水が上がる。

くるぶしの辺りまでしかないブーツだと濡れてしまうと思う。


6.無謀な計画は慎む。山荘で泊まるお金は持っていく。


猿倉を04:00に出れば6時間で山頂、上手くいけば稜線を歩いて白馬大池、栂池まで行けるのではないか。とか、無謀な計画を立てない。


前日夜、ガストで作戦を練る。
栂池から猿渡へはバスを乗り継げば行けそうだった。
しかし、ロープウェイ乗り場まで営業時間内に辿り着くのは難しい。



山荘を利用する予定が無くても宿泊費くらいは持っていくこと。

下山者に声をかけたところ、前日の強風で山荘で足止めをくらっていたとのこと。

そうすると、2日分くらいは持っていたほうが良いかもしれない。



考えてみれば紙幣の重さなんか微々たるものなので、テントを担いでいくよりも1万円握っていったほうがどんなに楽かと思う。


しかし、山荘が快適かというと、そうでもない。

富士山では上下は狭くて足は伸ばせないし、左右は布団半分の大きさにみんなで寝るスタイル。

雲取山では5,6人のグループと一緒になってしまい、なかなか眠れなかった。

山まで来て人に気を遣うのは何か違和感がある。




7.時と場合でピーボトルも必要。


登り始めにトイレに行っておけば、だいたい後はトイレを気にすることなく目的地まで行けていたので、あまりトイレを気にすることはなかった。

場合によってはその辺でしてもよいだろう(環境には気を付ける必要があるので、登山道から外れて、植物の無い辺りがよいのだろうか)。


今回は全く別のケースでピーボトルが必要となった。

夜駐車場に着くと、車が40台くらい泊まっていて、おそらく中で就寝している。

ヘッドライトを点けてその辺で音を立てながら用を足すのは難しい状況だった。

こんな事もあるのかと思い、これからは持っていくことを決めた。

100均で安く買えるヤツで良いのではないか。
何も入れなければ重くもないので苦にならないだろう。




8.腕時計を忘れた。


スマホで時間を確認するのは不便だった。

コンパスは予備のコンパスは持っていたから良かった。


予備のコンパス。
今回も役には立たなかったが、これを持たずに道に迷うと大バッシングを食らう。
実際、方角は大事。
精神的支柱。



番外編:良かった点


1.地図の準備


今回も山岳ロガーと地図ロイドを使った。

白馬大雪渓で道に迷うことはないと思うが、白馬乗鞍岳ではハイマツに行く手を遮られ、ハイマツ伝いに歩いていると、距離、方角がよく分からなくなった経験がある。

そんなときに、地図でトレースできるのは大きい。


GPSログでルートが分かる


事前に地図をキャッシュしておくことで、通信ができないときでも地図の表示が可能。

山に行くときはその山域の周囲をキャッシュに取り込んでおくのがよい。


その他、スマホに地図を入れておくのも便利。

普段はパワーポイントに地図、ルート、時間、その他温泉とかいろいろな情報をまとめて入れておくようにしている。

スマホのバッテリーを節約するために通信が不要なときはフライトモードにしておくのがよい。


2.行動食、レーション


ゼリー状の朝バナナ、朝マンゴーがおいしいのでよく持っていく。

基本的に水分がないパサパサしたものは山食には向かない。

これは遭難などして水が尽きた時にカロリーメイトを食べるのが辛いといった事から想像できる。


今回は井村屋の「チョコえいようかん」がとても良かった。

やはりチョコはすごい。
食べた瞬間に元気になるのは「大量の糖分がきた」と脳が反応しているからだろうか。



3年も保つので保存食としても使える。



スニッカーズも好きだが、やはりべた付くのが気になる。
えいようかんは最初からべた付いているので気にならない、という意外。



3.日焼け止め対策


地味に問題になるのが日焼けだと思う。

普段は顔・体に使える日焼け止めクリームとリップクリームを準備している。



べた付かないで汗にも強い。
サラフィットUV。
顔、身体に使えて厚塗りしても白くならない。
しかも油っぽさもない。
まさに今のところ最強に使える日焼け止め。


また、雪目対策にサングラスが必要である。

サングラスは正面だけではなく、サイドからの日差しも防げるようなタイプがよい。

加えて悪天候時に備えてゴーグルも持っていたほうがよい。


富士山:道迷い。富士宮口と御殿場口の分かれ目を考察




行き:富士宮ルートで山頂へ

帰り:山頂から御殿場ルート、途中宝永山付近で右に曲がり富士宮ルートに合流

というつもりが、そのまま御殿場口に下りてきてしまった。




帰りのバスのある富士宮口に戻るにはタクシーで戻るしかないが、タクシー会社に連絡したところ8,000円近くしそうなのでツアーのバスは諦めて、一人脱出する羽目になった。(以前に書いたとおり、御殿場駅→御殿場アウトレット→東京)


赤の矢印のようなルートを通る予定だった。


下り六合に「!」マークがあるが、まさに注意書きの通り道を間違えて、まっすぐに御殿場ルートを下りてしまった。

ガイドにも御殿場口に下りる道間違いが多いので注意するように言われていたので注意していたのに、それでも間違えたということはやはり何か錯覚があるのだろう。


自分が道を間違える経過

  • 「宝永山の手前を右」とずっと思い続けていたが宝永山を見つけることが出来なかった。
  • 岐路には分かりやすい標識があるかもと思っていたが見当たらなかった。
  • 須走りに入るともう諦めの境地だった。


一番の誤算は目印にしていた宝永山らしき姿が見当たらなかったこと。

これが分かればそっちに向かっていけば良いだけだったのかもしれない。


実は宝永山はちゃんと見えていたのだが、想像よりも小さくて宝永山と認識しなかったのが原因だった。



普段想像する宝永山。
とても大きいという先入観。


見え方の比較



七合目から宝永山の見え方を比較してみる。


七合目の直上68mから見下ろした宝永山。
存在感がある。

七合目の直上3mから見た宝永山。
小山のようにしか見ない。


実際の写真。
砂の吹き溜まりみたいな隆起。
まさかこれが宝永山とは。


結論

同じようなルートを選ぶ人は、七合目の小屋を出てから5分~10分ぐらいで右への岐路があると思うので、あの小山(宝永山)の方向に向かうこと。

宝永山を通り過ぎなければ向かえるんじゃないかと思う。
しかし通り過ぎると須走りを登り返すのは厳しいと思う。




白馬大雪渓 2016GW


白馬大雪渓 2016GW


去年は道が分からず山頂まで辿り着けなかったので、今年は再挑戦。

栂池からゴンドラで、白馬大池でテント泊、翌日に白馬山頂といった計画。

しかし強風でゴンドラが動かず。

ゴンドラ乗り場。
諦めて写真だけ撮って帰る。




11:00まで待ったが動かないので今日は諦める。

翌日に白馬大雪渓ルートで白馬山頂へ。


日帰りまたは、調子がよければ猿倉→大雪渓→山頂→白馬大池→栂池もアリかと思ったが、とんでもない登りだった。


思えば、

  ・ 富士山の5合目からの登頂で標高差 1,400m

  ・ 白馬の猿倉からの登頂で標高差 1,700m

なのだから、白馬のほうがきつい。

白馬乗鞍岳側から見た白馬大雪渓(Google)

馬乗鞍岳側から見た白馬大雪渓(2015)
滑ったら死ぬんじゃないかと思って見ていた。




しかも冬靴で12本爪アイゼン装備。とうぜん雪道。

後半は休み休みで山荘まで7時間を要した。


健脚でないのは自覚しているので、7時間は想定しておくべきだったが。


山荘で1泊して、帰りは尻セードで距離を稼いでなんとか帰った。

尻セード時に石に当たってとても痛い思いをしたが。


辛いのだが、その分「成し遂げた」感があるから困る。


以下、山行記録。





30日。

天気予報を見ると、白馬山頂の3,000mで風が弱まるのは2日(月)だけ。



このため登頂は2日で決定。

必然と1日(日)中に栂池からゴンドラで登って、白馬大池でテントを張る必要がある。


白馬大池の標高1,800mくらいだから予報では風速は14m/sで意外と風が強い。


テントは非自立のテラノヴァなので、設営も設営後も不安がある。


TERRA-NOVA LASERCompetition1
ダブルウォールだが軽い。
居住スペースは意外と快適。
風に強いのかは試してみるしかない。



1日 朝05:00 栂池高原スキー場 駐車場
雲が多いが雨は降らなそう。
ゴンドラが動き出すまで休憩。

7:00過ぎ

駐車場でも時折強めの風が吹く。

まさかゴンドラが動かないって事はないよな、と思っていたら、本当に運転見合わせとなってしまった。

テントの心配をしている場合ではなかった。


ゴンドラ待ちのスキー客はとても多かったが、10:00頃には諦めてしまったようだ。


結局11:00まで待ったが動かない。諦める。



次に行くところの当てもなく、とりあえず道の駅小谷で風呂に入る。

道の駅 小谷
駐車場も結構広い。GWなので混んでいたが。
深山の湯は620円。お昼を食べれば半額。



山に行くときは、やはり山以外の予定も立てておくべきだ。

ここの風呂はその日のうちなら一度出てからまた入って良いらしい。



行く当てもないが日本海を目指す。
日本海側に近づけばお店は多いはずなので、時間は潰せるだろう。

日本海側に到着
姫川の汽水域(GoogleMAPより)

コンクリート工場の脇辺りに車を停めて休憩。
・・仮眠を取るといつの間にか日が暮れていた。


1日 夜。

ガストで夕飯を食べながら、雨飾山か白馬大雪渓か悩む。


ただ、スマホで調べるには通信制限的な限界があり、多少は調べてきていた白馬大雪渓に決定。

(通信制限:楽天モバイルは3.1GBのパックだと3日で540MBという縛りがある)


とりあえずナビを頼りに猿倉荘を目指す。




ガスト糸魚川店から猿倉荘へ

近くのマックスバリューが24時間営業していて便利



車のナビよりもスマホのGoogleのナビのほうが優秀だと思う。

スマホが無かったら辿り着けなかったかもしれない。


すれ違いできないような山の一本道を登っていくとやっと山荘へ。



夜中25:00頃、猿倉荘に到着(写真は朝方のですが)


すでに40台くらいの車が停まっている。


みんな寝ているのだろう。

テントで泊まっている人もいる。


なるべく静かに移動して車を停め、ライトを消してエンジンを切る。静寂が訪れる。


自分も寝ようと思ったが、そう言えばトイレに行く間もなく駐車場まで来てしまった。


途中は山道だったし、駐車場にトイレがあるかよくわからなかった(実際は少し離れた猿倉荘の左上方にある)。


外に出てしようかとも思ったが、この静寂の中でヘッドライトを点けて用を足すのは無理。

今回はしょうがないので、ペットボトルを使ってうまく用を足した。


まさかピーボトルが必要になるとは。

これからは車に積んでおこう。

100均で買ったボトル。これをピーボトルにしよう。
だが、こぼれると悲惨なので信頼のおける品がよいかもしれない。







なお猿倉荘の駐車場は宿泊客以外は使えない。

この看板にあるように直進した先の駐車場に停める。

夜だとイチイチ読む気はしないが。

宿泊者以外は直進。


2日 早朝

周りが動き出す。ヘッドライトのランプがところどころで点く。

朝4:00頃。
まだ少しくらいが先発隊が登り始める。
準備を終えて猿倉荘で登山届を出す。


すぐ脇が登山道


もう雪がある

ここから

林道
おそらく道に迷うことはないと思う。


まさか渡渉があるとは。

この程度で渡渉と言うかはわからないが、靴が濡れる可能性があれば渡渉と言っていいだろう。


結構流れがある


くるぶしぐらいまでの靴だと濡れてしまうかもしれない。

冬靴(VertoS6K)ではあるが、それでも不安。

行きで靴の中を濡らす訳にはいかない。

Verto S6K Glacier GORE-TEX
これでも不安。





動画も撮っておいた。


石の上をうまく渡ればそれほど濡れないが、滑ったり転んだりすると余計悪い。



さらに進むと、崩れそうなスノーブリッジ。

5月でもこんなに溶けてしまっているのなら、夏は無くなっているのかもしれない。
むしろ無いほうが安全。

落ちたら最悪。
だが毎年誰かが落ちて崩すのだろうか。

05:46 林道を終えると後はひたすら雪渓を登る。

白馬尻小屋だか山荘だかは見当たらなかった。
雪の中だろうか。

徐々に高度が上がっていく。


07:44 スキーにシールを貼ったスタイルが多い。
むしろ山登りの人は10%もいない。
ヘルメット所有率は40%くらいか。

どこからでも落石が落ちてきそう。

ただ、落石が頭の高さに飛んでくるようなイメージはわかない。

どちらかというと滑落時に落ちている石で頭をケガする可能性のほうが高いかもしれない。


頭上からの落石は本当に怖い。カン、、カン・・、カンーー、ヒュゴッ!って感じで落ちてくる。


雪崩の跡のようだ。
白馬大雪渓は雪崩も要注意だ。

09:00 登り始めて4時間。
この辺りでゴールが見えてないと気が滅入る。


流石に疲れてマンゴーヨーグルトを飲むが、イマイチ元気が出ない。夏は一瞬で元気が出たのだが。

続けて井村屋のチョコのようかんを食べる。これはすごい。

チョコを食べたような感じですぐに元気が出た。



これは良い。やはり糖分は一瞬で回復する。
チョコだとべたつくが最初からべたついてれば気にならないという不思議。

災害時の保存食にもなるので買い置きしておいてもよい。



10:30 頂上宿舎が見えてきた。
開いていないので、岩の近くで小休止。


靴が重いせいか、雪道のせいか。

右足付け根も痛く、休み休み登る。


山荘に泊まることを考え始める。

しかし山荘が見えない。このまま帰ろうか悩む。


スマホで調べると近いはずなのだが。もう少し登ってみるとやっと山荘が見えてきた。

11:30 あと少しで山荘だが、なかなか着かない。

12:00 白馬山荘に到着。
予約なしだが快く泊めてもらえた。


白馬山荘は夜と朝の食事込みでだいたい1万くらい。

自炊の場合は室内の自炊場も貸してくれる。

ちなみに食事はとてもおいしい。

布団はとても冷たかった・・。まあこれはしょうがない。

夏の最盛期は混むのだろう。 
とりあえず部屋で一息つく。

15:00 山荘から山頂までは30分程度で行ける。
暇つぶし気分で山頂に向かう。
荷物をほとんど置いていけるので楽だ。
かなり風が出てきた。

斜面によっては雪がまったくない。
不思議だ。
看板にエビのしっぽができている。


雪庇。
危ないから近づかない。

やっと山頂に到着。
2年越しで登頂。



三国境、小蓮華山~白馬大池への稜線ルート

こんなに険しいところを登ってきた訳ではないが随分高いところまで来た感じはする。



今回初の12本爪アイゼン。
BlackDiamond セラック プロ。
やっぱりワンタッチは便利。

6本爪で登っている人も何人かいた。
前足の爪がない分滑るはずだが、それほど急登はないので問題なさそう。

山荘で買ったビールを飲む。贅沢。
すぐにお腹が膨らむ。
標高が高いからだろうか。

サンセットでも見ようかと思ったが、風が強くてとても寒いので撤収。


山荘に帰って、道具は乾燥室で乾かす。

17:30 夕飯をおいしく食べた。

あとはTVや本が置いてある部屋で暖かく過ごす。

今年も北アで遭難や事故が多発している模様。風が強いせいかもしれない。

いろいろとあったらしい(写真は4日のニュース映像)




部屋はこんな感じ。
今日は部屋に2人だけだったので広々と使えた。

3日 05:30  朝食

これもおいしかった。

朝からご飯とお味噌汁をお代わりして満足した。

06:30 下山開始。


先発隊はもう見えない

雪面は締まっている。
サクッサクッという感じ。

本来は楽しく下るのが登山なのだろうが、すでに足が痛いので尻セードで距離を稼ぐ。

傾斜があるとかなりスピードが出る。
アイゼンを外さないと引っかかって危ない気もするが、アイゼン外して止まらないのも怖いので着けたまま滑る。



尻セード中におもいっきり落石にヒット。石が雪に埋もれていたようだ。

尾てい骨が割れたかと思ったが大丈夫だった(?)

危なく行動不能になるところだった。

2週間くらい痛みが残った。

まな板で尻セード。
リーシュ代わりにスリングをつけた。
落石にヒットしてバキバキに割れた。

去年はちゃんと「まな板」として使ってました。



07:50 登るときは無かった巨大な裂け目が発生している。

ヒドゥンクレパスとかシュルンドに落ちることもあるかもしれない。
1人山行の場合は特に注意しなければならない。
落ちたらどうやって登るか考えておく必要がありそうだ。


空洞の上はだいたい雪が黒く変色しているような気がする。
一度開いて閉じたからだろうか。
こういうところは近づかない。

まさに雪渓。
ずっと上から流されてきて、谷底に向かって引き延ばされているようだ。


08:00 林道まで戻ってきた。

今年は雪解けがはやそうだ。


何度見ても危うい。




再び渡渉。帰りは濡れてもよいから気が楽である。

09:00 山荘まで戻ってきた。

バスは1日4本だろうか。
栂池から猿倉というのもやってみたいが、バスはあまり期待できそうにない。

駐車場から見たトイレ。給水も可能。

山荘用の駐車場。(前述の看板を左へ)


こっちは一般登山客用の駐車場入り口(前述の看板を直進)

駐車場から山荘を経由せずに登ることも可能だが、どちらかの組合が、山荘で登山届を出すようにとブロックしている。

今回の装備

グレゴリー バルトロ85
BlackDiamondのピッケル

ピッケル派もほとんど居なかった。

スキーヤーが多いせいかほとんどはダブルストック。

自分の足が痛いのも今回はストックを使わなかったせいもあるかもしれない。

ともあれ無事戻れてよかった。

帰りは温泉によって、うどんを食べて帰った。


みみずくの湯
ちょっとわかりづらいところにあるが、落ち着いていてよい。
うどんもおいしかった。安いし。