テラノバ レーザーコンペディション1
2014年秋に購入。
日本だと高いので海外通販で買ったが円安だったのは残念。
こんな形の非自立な3シーズンテント。890gと軽い。
フライだけの設営も可能。更に軽くなり530g。
このテントのポイントは、断然軽いことにある。
ダブルウォールなのに1kgを切る。
軽さを追求するならシェルター、ツェルト、タープという選択肢もあるが、2枚目のようにフライだけを持ち出せば530gになり、シェルター派もバカにできないはず。
ダブルウォールのメリットは居住性にあると思う。
シングルウォールよりは暖かいだろうし結露も少ないはず。
前室があることも大きい。
タープやツェルト派は虫とか気にならないのだろうか。
そんな事を気にする人はそもそも山で寝泊りしないのかもしれないが。
実際に張ってみた。
テンションをかけるのは難しくてたわんでしまった。
テントを買うなら自立式。と思っていたが山だと結局ペグを打たないと不安である。
どうせペグを打つなら非自立でよいではないか。というのが非自立式を候補にした理由。
また、雨風が強いときに、普通のダブルウォールテントのようにインナーを設置して、フライを・・などと悠長に設営していられないはず。
その点レーザーコンペディション1はフライを先に立てるのでインナーは濡れない。
テントの中央にポールを通してテントを延ばしたらペグを打っていき、インナーやらフライの端に括られているゴムをペグにかけていけば設営できてしまう。
しかし設営は難しかった。
慣れれば早くできるのかもしれないが。
テント内。
写真の左サイドは三角形のようにスペースができる。ここに余計な荷物を置ける。
前後には三角形の換気窓。その先のフライを巻上げることも出来る。
右端はインナーの入り口部。
上方は大きなメッシュになっている。
これは知らなかった。PEAKSでは「メッシュでないのにこの軽さ」的なことが書かれていたので、てっきりメッシュ部は覆われていると思っていた。
更にこの入り口のファスナーは一番下まで開ききる。
バスタブのようにはなっていないので浸水するほどの激しい雨のときは中も水びたしになりそうだ。
まとめると、
・底がバスタブ状になっていないので雨に弱い。
・メッシュなので風で砂埃が入りそう。
・メッシュなので冬は寒い。
そんな日には山に行かないつもりだから良いのだが。
これらを犠牲にして軽さを取ったと考えるしかない。
なお、居住スペースとしては問題ない。
前室が広いせいか快適に思えた。
シュラフに入って寝ると頭と足の先はさほど余裕はないが、それは他のテントでも同じだと思う。
広い前室。
専用グランドシートを使うとこんな感じ。
長辺側が入り口なので開放感がある。
入り口がメッシュのため、フライで結露した水滴が中に入ると言う書き込みもあったが、今回はテント内で6℃、外ともそれほど温度差がなかったのかヒドイ結露ということは無かった。インナーは水滴がびっしりついていたが、底に水溜りができるようなことは無かった。
フライにインナーをひっかけて設営していくのだが、ここもゴムで出来ている。
ゴムが多用されていて、劣化するとゴムが伸びるのではないかと少し不安。
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