2014年12月8日月曜日

山用の時計の比較

気圧計や高度計、温度計、コンパスが時計についていれば便利な気がする。

よく知られているのはプロトレック(PRO TREK)、スント(SUUNTO)、バリゴ(BARIGO)辺りだと思う。

せっかく買うのだから普段でも使いたいと思うが、あまりデザインが良くないし、コストパフォーマンスを考えると、中途半端に割高に見えてしまう。

だったら山専用で、安い時計があれば割り切れるのだが。


LAD WEATHER(ラドウェザー)

lad004bkno


7,000円くらい





基本機能は方位、気圧、気温。

これらの付加機能として、ラップ、アラーム、高度、気象予報。

無い機能は、電波時計、防水性、GPSなど。




高度計の精度がどれくらいか試した。


富士見平小屋にて
標高1,814mに対して1,827m


瑞牆山山頂にて
標高2,230mに対して2,263m


多少の誤差はあるが十分使えるように感じた。

初期設定のままなので、何か調整できるのかもしれない。

(2014・11月)




使ってから1年が経つ。

感想は、
  • 時計はいずれにせよ必要。
  • 高度計を見ることはマレ。遭難したら必要かもしれない。
  • コンパスは使う。ただ、時計に機能としてついてなくてもよさそう。
  • 温度計はあまり使わない。手の温度が伝わるので、外して計測する必要がある。



これなら、防水の時計を買って、時計のバンドに留められるコンパスを取り付ければ要求は満たされる気がする。


結局は「山で使う時計が欲しい」という購買欲が満たされるかどうか、だと思い当たる。








2014年11月9日日曜日

山でテント泊をする準備

テント泊に必要なものは?


想定する利用シーンは厳冬期を除くシーズン、つまり過剰な寒さ対策はしないものの、そこそこ我慢できるぐらいの装備は揃えたい。


たとえば、テント外は-10℃、テント内は-5℃くらいの状況下で多少困る程度なら許容できるのではないかと思う。そんな装備を目指すことにする。

テント泊で直接的に必要なものは、テント、フットプリント、マット、シュラフ、シュラフカバーなど。


必要なもの 予算
テント
50,000
フットプリント 5,000
マット 5,000
シュラフ 30,000
シュラフカバー 10,000
 合 計 100,000


ざっと10万くらいはかかりそうである。

一度に揃えるにはハードルが高い。



ということで安いものを見つけてはいろいろと買い足していく事にした。

以下、買った順に紹介。



マット



マットから先に買うとは思わなかったが、安売りされていたのでマットを買った。

本当に安いのかは分からない。好日山荘で120mm~180mmまで5,000円くらいで売っていた。


いろいろな人の意見を読むと、マットは半身あれば十分、足はザックに入れておけばよい、らしい。

このためサイズは120mmとした。

一方、値段が同じなのだから180mmが一番お得感があったとは思う。




MAGIC MOUNTAIN Ultra Light120


セルフインフレータブルマットで、内蔵ウレタンフォームの復元力で勝手にふくらんでくれるタイプである。

エアマットは内部で空気の対流が起きてしまい、あまり暖かくはないと聞くが実際はどうなのだろうか。まだ使っていないので分からない。

ブログなどでは、

  • 地面とは5cm離れていたほうがよい
  • R値(熱抵抗値)の合計がを5を目安にすればよい

と言うことらしい。やはりこれ1枚では心もとないようだ。

寒い時期は、この下にサーマレスト(クローズドセルの)などを敷く必要があるのではないかと思える。


ダウンシュラフは背中側は潰れてロフトが無くなるので、地面からの底冷え対策はこのマットにかかっているらしい。

たかがマットと思っていたが、意外と重要な道具のようである。


シュラフ

イスカが圧倒的に好評価だったので、イスカのエア280X、頑張ってエア450Xを狙っていた。

しかし最近、エア630EXが出たためエア630Xが型落ちして安くなり、エア450Xよりも安く手に入る状況となった。


しかし、630Xというと収納サイズがかなり大きいし、ショートしか残っていなかったので諦めた。


そしてたまたま「さかいや」でドイターの安売りを見つけた。


ドイター アストロ-8


ドイターのシュラフはレビューがなくて分からない。

とりあえず、購入にあたりいくつかチェックしてみた。

  • ショルダーパット
  • 立体裁断(だと思う)
  • ジップチューブ
  • ドローコードは上下別々にコードがあり、調整の自由度は高そう。
  • 表面生地は撥水
  • ダウン量500g以上

問題ないように見える。


価格はモンベルの#3くらい。収納サイズはφ17x34cm、重さは1kg近い。

これで-8℃まで耐えられるのであれば良いのではないかと思い購入を決めた。

収納サイズや重さから考えると、この辺りが今自分が想定するテント泊でのシュラフの上限ではないかと思う。

これでも寒いときは、更に何か着る物を持っていくとか、シーツやカバー、マットなどを工夫して乗り切ることにする。


テント


ソロでテント泊を行う場合の必要な機能について考えた。

また、要件を満たすテントの種類をシングル、ダブル、ツェルト、フロアレス、シェルターなどから当てはめていった。


必要な機能 要件を満たすテント
雨に強い ダブルウォール
風に強い (製品による)
快適である 結露がしにくいのはダブルウォール
前室があるのはダブルウォール
軽い フロアレステント、シェルター、ツェルト
設営・撤収が楽 フロアレステント、シェルター、ツェルト
自立式のシングルウォール
インナーが連結されたダブルウォール



ダブルウォールが軽ければよいのだが、フロアレステントの軽さには敵わない。

フロアレステントが欲しくなってきたが、どうしても雨や快適さという面では不安が残る。

たとえばこんなフロアレステント。軽い、安い、不安。
Khufu Tyvek /  クフ・タイベック
420g 1人用 23,800円

そこで気がついた。

インナーが連結されたダブルウォールで、かつフライをフロアレステントのように利用できれば全ての条件が満たされる。

該当するテントをいくつかピックアップしてみた。


スノーピーク ファル2 (snow peak FAL2)

価格 39,000円(税抜)
サイズ w128×d205×h100cm
前室 40cm
収納 φ17×33cm
重量 1,705g
フライのみ 1,110g
備考 自立



ヒルバーグ アクト (HILLEBERG AKTO)

価格 60,000円(税抜)
サイズ d?~90×w220×h90cm
前室 75cm
収納 φ16.5×52cm
重量 1,200g
フライのみ ?g
備考 非自立



テラノバ レーザーコンペディション1 (TERRA-NOVA LASER Competition1)

価格 38,000円(税抜)
サイズ d62~93×w220×h95cm
前室 52cm
収納 φ12×40cm
重量 890g
フライのみ 530g
備考 非自立


これらは全てダブルウォールで前室があり、設営が楽なテントである。

ファル2は格好よいのだが、少し重いのでパス。

レーザーコンペディション1が軽いし安いのでこれに決めた。

※レーザーコンペディション1はPEAKSに「インナーがメッシュでないのにこの軽さ」と書いてあったので、初冬ならギリ使えるのではないかと思っていたが、なんとインナーの前室側上部はメッシュだった。海外の3シーズンモデルでかつULで、メッシュでないテントなんて珍しいと思っていたが、蓋を開けてみればメッシュでちょっとがっかり。



日本での取り扱い店がよく分からず、海外のサイト(campsaver.com)で注文をした。

少し安くなっていたのでグランドシートとセットで購入し$365.92(約41,000)だった。

ただし、関税などが3,200円余計にかかったが。

あと、ペグが貧弱なのでモンベルで150円くらいのアルミペグを10本買ってきた。





そのほかのテントでは、ステラリッジとかも良いと思う。

こちらもダブルウォールで前室があり、軽くて安い。

そのうえ、オプションでスノーフライもあるので4シーズン使える。


モンベル ステラリッジ テント 1型 (montbell StellaridgeTent1)

価格 35,143円(税抜)
サイズ w100×d200×h102cm
前室 55cm
収納 φ14×33cm(本体)
φ5×41cm(ポール)
重量 1,250g
フライのみ ?g
備考 自立


しかし、設営が楽かというと、一般的なダブルウォールのようにインナーを立てて、フライを被せて、といった工程が必要であり、暴風雨の中で一人で立てなければならないような時は少し不安である。


シュラフカバー

テントをダブルウォールにしたことと、シュラフの生地が撥水であることから、1泊程度なら買わなくても済むかと思っている。

(安売りもしてないし)


まとめ

購入したものをまとめた。


必要なもの 予算
テント
36,300
フットプリント 4,700
マット 5,100
シュラフ 25,400
シュラフカバー
 合 計 71,500


このままシュラフカバーを買わないで済めば、なんとか出費を抑えれたと言えそうだ。





2014年8月14日木曜日

山にもって行く消毒薬は何が良いのか?

消毒薬は何を持っていこう


登山中にケガをした場合に、念のため消毒まではしておきたいと思う。

では1つ持っていくとしたらどのような消毒薬が良いだろうか。


最初はオキシドールを考えた。

しかし実際に使ってみると消毒は良いのだが、バンドエイドに染み込ませて患部に当てた場合は常に消毒され続けているような痛みを伴った。

そこでオキシドールは選択から外して、ネットを調べてみたところ、他にもいろいろと種類があった。
  • アクリノール(リバノール)
  • 消毒用エタノール
  • ポピドンヨードの消毒液(イソジン消毒液)
  • 逆性石鹸液製剤(マキロンなど)
  • グルコン酸クロルヘキシジシン製剤(オロナイン軟膏など)


傷口にはポピドンヨードの消毒液が一番向いているらしい。

手術にも使われる黄色味のある茶色い液体だ。





ただ、服などに色がつくので使いづらいかもしれない。
また、液に浸った状態のままは望ましくないようだ。


そこで、マキロンについて調べてみた。

  • 切傷、すり傷、さし傷、かき傷、靴ずれ、創傷面の殺菌・消毒、痔疾の場合の肛門の殺菌・消毒
  • 殺菌消毒の成分だけでなく、「傷の修復を助ける」「かゆみを止める」成分が含まれている。
  • 他の軟膏などと一緒に使用しても問題はありませんが、その場合は水分を軽くふきとってからお使いください
  • 赤ちゃんの臍の緒の殺菌消毒にも使用できるくらい安全な製品です。

傷の修復効果がある点や、塗布した後に特に気を配る必要もないなどの点が、使いやすいように思えるので、結局はマキロンにした。

ただ、どの薬でもそうだが、他人に使う場合はアレルギーやショックについて確認をとる必要がある(当然、自身もだが)。



ザックカバーの購入

バーグハウスのザックカバーの購入



グレゴリーのz55用にザックカバーを購入した。

購入するにあたって気にした点は、
  • ザックの中身が変動してもカバーがダブついたりザックがはみ出したりしないこと
  • あまり使う機会もないので、できれば軽いこと
  • 風に煽られてはだけたりしないようにしっかり留められること

その結果、バーグハウスのザックカバーを購入した。


45~60ℓなのでz55にちょうど良さそうなサイズ


コードを引くと、ゴムが締まる。
 
カバーの中ほどにはバックルがついていていて、
ザックの背中側で留められる。



ただ、谷川岳でハチに追われたので、オレンジは良くないかもしれない。

色がオレンジのせいで追われたのかは分からないが、ザックカバーをしてから3回くらい追われた。



RUCSAC RAIN COVER 45-60リュックサックレインカバー45-60軽量/耐久性/4色展開雨の日の必需品レインカバー。

耐久性のある30デニールコーデュラナイロンに、アクリルコーティング撥水加工を施し、大切なリュックサックの中身を守ります。

フードの開口部は巾着式です。コードロックでワンタッチコントロールが可能です。

レインカバー本体に一体化した収納袋が付属しています。
商品重量 : 110g
サイズ : 45~60L程度

収納サイズ 11.5cm(H)×6cm(W)×5cm(D)

谷川岳 反省会

谷川岳 反省会



登山は比較的順調だった。
いくつか気になった点があるので、書き留めておく。

ウェア


大量に汗をかいたため、Tシャツが絞れるほどだった。
実際、5回くらいは絞ったが、洗濯後のように汗がしたたり落ちた。


なぜ今回大量に汗をかいたのか考えたが、次のような点によると思う。
  • 普段はコースタイムの1.2~1.5倍かかっているところ、今回はほぼコースタイムと同じだった。
  • 標高があがっても、あまり気温が下がらなかった。
  • 休憩をほとんどとらなかった。

Tシャツの水滴は知らぬ間にズボンに流れ込み、ズボンも水をかぶったように濡れてしまった。ただ、こちらは全体が濡れた訳ではなかったためか、吸水、速乾が機能して早々に乾いた。

問題はTシャツで、こちらも吸水、速乾を謳ってはいるが、次から次へと汗をかくせいか、まったく乾くことはなかった。

これで風が強かったら、汗冷えを起こしたに違いない。

ウェアの機能如何でなんとかなるレベルを超えてしまうとどうしようもないので、必ずアンダーウェアの着替えは持っておくべきだと感じた。



水分補給


大量に汗をかいたため、水分補給もいつも以上に必要だった。

普段は1000ml程度の水分補給で十分であったが、今回は、
  • ポカリスエット   500ml
  • アクエリアス    350ml
  • 水(ペット)    350ml
  • 水(プラティパス) 700ml
合計、約2000ml程度を消費した。

プラティパスにはあと1000ml程度残っていたが、もともと食事用に多めに持ってきていたので、ちょうど良いぐらいで済んだ。

汗をかくことによる体力の消耗や、水分補給の問題を考慮して、今後はコースタイムに捉われずに自分のペースで登頂することを心がける必要がありそうだ。



ザックカバー


バーグハウスのオレンジの物を使っている。目立つ色のほうが、緊急の際に役立つと思ったためだ。

しかし実際に使ってみたところ、気のせいかハチに何回も追尾された。

黒もハチを刺激すると言うが、花に近い色もよくないかもしれない。





天神尾根


西黒尾根は急で、岩は滑りやすく、難易度は高いという評価だが、天神尾根もひけをとらないと感じた。

もっと楽な登山道だと想像していたせいかもしれないが。

子供連れでいくなら、親もそれなりに苦労することを覚悟する必要がある。

少なくとも中学生以上でないと危険だと思った。



ルート


普段は地図を何度も見て記憶し、スマホにも入れて、やや不安にかられながら登るのだが、今回はほとんど気にする必要がなかった。

理由は登山口を土合と決めていたためと、迷うほどに登山道がないせいである。

雲取山などは、捲道や分岐、合流も多かった気がする。迷いこそしないものの、分岐のたびに悩みはした記憶がある。

谷川岳の登山道が少ないのは迷いづらくてよいのだが、逆に言えばエスケープルートもないので、ただひたすら同じルートを登る、あるいは下る必要がある。

どこの山でも足にトラブルを抱えると厳しいが、谷川岳の岩場も30~50cm程の段差が連続したりするので、転倒や捻挫には特に気をつけたい。



日光白根山(残雪期)

日光白根山(残雪期)に登る



日光白根山に2014年5月初旬に登ってきた。

天気:晴れ
気温:麓で6℃(07:00頃)、頂上でもさほど変わらず(11:00頃)
風 :麓で微風、頂上はやや強い


ルート


ルートは大きく3つある。

 1.丸沼高原スキー場 (片道3km程度)
 2.菅沼登山口    (片道4km程度)
 3.湯元本通り北駐車場(片道5km程度)


丸沼高原はリフトがあって一番距離も短い。

当初はこのルートを考えていたが、リフトの稼動に大きく左右されるので今回は菅沼登山口から登ることにした。

もうひとつの理由は、今回は一般道でいろは坂側から向かうため、仮に菅沼登山口がみつからない等のアクシデントがあった場合に丸沼高原に向かえばよいと考えたため。


やはり地図は必要。

登山ログ



朝4:45頃。
コンビニで朝食購入とトイレ休憩。
既に日が昇り始めている。

R120を進むと日光白根山が左手に見えてきた。
ガスの中に山頂が隠れている。
(全てISO1600固定で撮ってしまったため全体に明るすぎになってしまった)

いろは坂から向かい、トンネルを抜けると天候が崩れた。
数分で右手にキャンプ地が見えてくる。



左手に茶屋。これが登山口の目印になる。
この茶屋の手前が登山口になっている。
朝早いとロープが張られて入れない。
 
ガイド誌に記載のトイレはおそらくこの茶屋のものなので朝早いと利用できない。
 

駐車料金は1,000円、らしいが誰もいない。

06:30、菅沼登山口駐車場に到着。
既に車が1台。

ここが菅沼登山口入り口。
積雪1mはある。
 
6本爪アイゼンしか持っていないので朝食を食べながら登るか諦めるか考える。
 
後から数組来たが、みんなアイゼン(6本から12本爪)だったので、行けるところまで行くことに決定。
 

2014年8月13日水曜日

谷川岳に登る(西黒尾根)

谷川岳に登る



谷川岳に2014年8月初旬に登ってきた。

天気:麓は晴れ、山頂は曇り時々雨。
気温:おおよそ20℃ぐらいだったと思う。
風 :ほとんど無かった


ルート


土合から西黒尾根を通り山頂へ。

トマの耳、オキの耳を登ったあと肩の小屋へ。

休憩もせずにそのまま天神尾根から天神平へ向かい、ロープウェイで土合へ。


装備

上:Tシャツ
下:長ズボン

着替えの意味もあり長袖を1着
レインコート
ザックカバー
ツェルト(使わず)
バーナー、コッヘル(使わず)

飲料はポカリ500ml、アクエリアス300ml、水300ml+食事用にプラティパスに1500ml。ゼリー飲料x3パック

普段も汗は多いが、今回は更に大量にかいた。
このため、食事もしていないのに残量はプラティパスの1000mlだけだった。

その他、ヘッドライト、ツェルトなど。日帰りなので使わないが、念のため。

登山ログ


05:30 谷川岳ロープウェイ ベースプラザに到着

車は数台しか泊まっていなかった。

料金は500円だが、係員がいないため、帰りに支払う。

駐車場は開放されているので、係員がいなくても駐車は可能。



05:55

駐車場を出発。

エレベーターで上に上がるのかと思ったが、動いていなかった。

外に出て、坂道を上がり始める。

坂道を上っていく

旧道入口の標識
標高750m
ロープウェイが出来る前は西黒尾根がメインルートだったらしい。
 

この先、車は通れません。
左の看板には一ノ倉沢出合までのトレッキングコースのルート紹介

西黒尾根登山口の標識
 
なお、登山届けは駐車場の2Fか3Fのみやげ物やなどがあるエリアで帰りがけに見かけた。エレベーターが動いていないと入れないかもしれない。

2014年5月14日水曜日

山にもって行く日焼け止めは何が良いのだろう?

山にもっていく日焼け止め、出来れば普段使いも。



何回か山に登って翌日に日焼けで辛い思いをした。

意外と日焼けする。標高が高いため紫外線も強いからだろうか。

日を遮るものがない状況で肌が露出していれば、やはり日焼けは避けられないのだろう。



普段も使えて山でも使える日焼け止めについて過去購入した経験からちゃちゃっとまとめてみた。ちなみに男性用の話しです。女性用は知らない。

選ぶ基準は、

  • 顔に使える

  • ベタつかない

  • 白くならない

  • 出来れば塗りなおししなくてもよい

  • 出来れば洗顔でさっぱり落としたい

  • 出来れば紫外線カット効果がSPF50とかPA++++と高いほうがよい


  • といった点。


    パッケージには良いことが書いてあっても期待通りでない製品も多かった。


    一番良かったのは、


    サラフィットUV エッセンス50g SPF50+ PA++++


    ロート製薬
     
    これの良いところは、
    • 顔に使える(もちろん全身も)
    • ベタつかずさらさら
    • 白くならない
    • ドライパウダー配合で汗で浮きづらい
    • 紫外線カット効果がSPF50とかPA++++と高い
    という点。
     
     
    特に、ベタつかないのは良い。
    本当にベタつかない製品はあまりなかった。
     
    普通に顔を洗うだけでキレイに落とせる。
     
    また、白くならないのがよい。
    紫外線カット効果が高いのに白くならないのはすごい。
     
    加えて無香料なので、UVカットを塗っていることはまったく気にならない。


     

    関係ないけどマンガ「孤高の人」の中に出てくる日焼け止めはコレだと思う。


    ホワイトベアー


    ホワイトバームと書いてある。
    ホワイトベアーってどこにも書いてないが(小さく書いてあるのか?)。

    強力日焼け止めで顔、唇にも使える。
    色は白なので多めに塗ると白くなるようだ。
    今度試しに使ってみたい。



     
     
    なお、過去に買った製品は、
     
     
     
    UNO スキンタンク
    ベタつく


    ニベア サンプロテクトウォータージェル
    白くなる
     

    メンソレータム サンプレイ スーパークール
    スーッとするが、白くなる
     
     






    2014年5月6日火曜日

    初めてアイゼンを買った

    アイゼンの購入


    初めてアイゼンを購入するにあたり検討したこと。


    検討のポイントは、

    • アイスクライミングはやらない
    • 本格的な冬山(雪山)に行くのはまだ先で、残雪や夏の雪渓に対応できればよい
    • 買ってムダになる(買いなおす)のは避けたい


    雪道を歩くための装備を大きく分けると次の3つに分類できる。

     ・チェーンタイプ
     ・4本爪、6本爪
     ・10本爪、12本爪



    それぞれの特徴をまとめた。


    ■ チェーンタイプ

      特徴

    • 刃が短くて薄い
    • 刃がチェーンで足裏でつながれている
    • 靴にゴムの力で固定している
    • 軽量コンパクト

      チェーンスパイク #1129612 (mont・bell)


      価格 : 4,572円
      重量 :   385g








    ■ 4本爪、6本爪(軽アイゼン)

      特徴

    • つま先には刃がない
    • 刃先は尖ってはいるが鋭くはない

      4本爪  スノースパイクシングルフィット #1129611 (mont・bell)


      価格 : 1,619円
      重量 :   180g







      6本爪 スノースパイク6 #1129602 (mont・bell)


      価格 : 4,191円
      重量 :   460g









    ■ 10本爪、12本爪

      特徴

    • つま先から踵まで刃がある
    • 12本爪はアイスクライミングも可能
    • 靴の溝(コパ)にかみ合わせて取り付けるタイプが多い
    • 重い、嵩張る

      10本爪 G10ニュークラシック GV-RA072A04F (GRIVEL)


    価格 : 17,325円
      重量 :    420g x2






      12本爪 G12ニュークラシック GV-RA074A04 (GRIVEL)

    価格 : 22,050円
      重量 :    605g x2





    2014年3月31日月曜日

    日立 Wooo UTシリーズ 電源が入らないのでファン交換

    日立 Wooo UTシリーズ 電源が入らないのでファン交換



    電源が入らない症状が出た。
    ファン交換で直ったのでその対応についてメモ。


    症状


    症状は電源が突然落ちてしまい、リモコンで起動すると再び見れるが、しばらくするとまた電源が落ちてしまうという状況。
    そのうちまったく見れなくなるが、しばらく時間を空ければまた見れる。



    見れなくなる前に、普段うるさい本体側のファンが突然静かになる。
    おそらくファンの故障が原因と推測。


    本体の分解

    分解の順序をまとめた。

    最低限必要な工具はプラスドライバとラジオペンチ。


    1.天板を外す



    まず本体の天板を外す。
    背面のネジを外して手前にスライドするだけで外れる。

    2.側板を外す


    次に側板を外す。
    これも手前にスライドすれば外れる。


    側板は突起で底板と噛み合わされている

    3.上のカバーを外す

    外すべきネジの位置はカバーに矢印で書かれている
    ネジを外したら上に持ち上げればカバーは外れる

    4.正面の化粧カバーを外す

    上と左右にはめ込みがあるのでそれを外して引けば外れる

    5.ハードディスクを外す

    中央に2つ、側面に2つあるネジを外す
    シリアルATAのケーブルとハードディスクの電源ケーブルを外す
     
    6.底板を外して裏側のカバーを外す

    底板は左右のネジ1本づつを外した後に背面側にスライドすれば外れる
    裏側のカバーは裏に見えているネジ類全てと左右のネジを外せば外れる
     
    カバーはまっすぐ抜かないとLAN端子用の基盤等が本体の基盤から抜ける。
    最後に抜けがないか確認すること。
     
    カバーにはファンの電源(写真左側)と本体電源(写真右側)のケーブルが接続されているのでラジオペンチなどを使って抜く必要がある。
     
     
     
    これでファンが交換できるようになる。
     
    ファンは上下2本のネジで止まっている。
    おそらく下のネジを外したままにしておけば、次回からは「5」の工程でハードディスクを外すまで行えばファンを交換可能だと思う。
     
     
     
    以下、参考画像
     
     
    


    底板のカバーを外したところ。
    溝に噛み合わせて止めているだけ。
    底板を外すのに基盤のネジは全く外す必要はない。
     

    問題のファン
    nmb-mat 7 2106kl-04w-b39
    おそらく「52角 NMB ミネベア DC軸流ファンモータ 」と思う。
    52mm角のため量販店ではどこにも売っていなかった。
    日立のサポートにお願いしないと入手は難しそう。
     

    コードは3本。基盤上、左から黒白赤。
    3本の理由は回転のパルスを拾っているためと思われる。
    今回このパルスが無くなってファン停止による電源断が発生した。
     

    ファンの交換用部品
    600円。安い。
    UT32-HV700B (118)