浅草 バー ねも
2015年4月
浅草といえば電気ブラン、神谷バーが有名だが、入り口がレストランっぽくてなかなか入りたいイメージと合わない。
電気ブランの味は好き嫌いが分かれるところだが自分は割りと好き。
だが神谷バーにはそんな理由があって入ったことはない。
The雷門、のすぐ近くにある神谷バー
何か良い店はないかなと思っていたときにテレビで「ねも」が紹介されていたのでメモしておいて、この間の隅田川の花見の後に寄った。
入り口は暗くシックで良い感じ。
ブルーの看板に平仮名で「ねも」とある。
お店に入ると長いカウンターがあり15人くらい座れる感じ。
席につくとまず何を飲みますか?と聞かれた。
花見から数えて3件目、飲みすぎて言葉がまったく何も思いつかない。
というかメニューがない。メニューは邪道なのだろうかー。
棚にはたくさんのボトルが置いてある。そこから選べばよいのかもしれない。
しかし酔っていてるせいで視点は定まらなかった。文字を読む前に目が勝手に泳ぐのだ。
今思えば、酔って無くても読めなかったのかもしれないのだが。
しょうがない。あー、とかうーとか軽くうめきながらハズさなそうな銘柄を思い出そうとする。
一度、タラモアデューと間違えてタリスカーを頼んでひどく後悔したことがある。
酔うと「タ」が合っていれば同じに思えてくるから怖い。
ちなみにハズレとは海草くさい、薬品くさい、そんなウィスキーを指す。
タリスカーはまさにそんなウィスキーである。
アイルランド系はハズレがない、と思う。
近年、何か適当に頼むときはアイルランド辺りから選んでいる。
なおタラモアデューもアイルランドだが、前述のとおりトラウマとなっているのでボツ。
なおタラモアデューもアイルランドだが、前述のとおりトラウマとなっているのでボツ。
そしてやっと思い出したのがブラックブッシュ。
「ブラックブッシュ、ダブル、ストレートで」
ダブルとか言う必要があったのか分からない。
適当に多めについでくれたような気もする。
酔ってると多幸感があって、濃い原液がそそがれているのを見るだけでうれしくなる。
そんなせいかもしれない。
付け合せも出てきた。
適当な名前をつけるとすると、ザワークラウト、の上位版かな。
チーズやチョコやウィンナーみたいなものも良かったが、メニューがないのでしょうがない。
もしかしたら最初に頼むものはメニューなのかもしれない。
とはいえ、このザワークラウト上位版もなかなかおいしかった。
テレビで見て知ったのがきっかけで来たと話すと、「YOUはどこから~」ですか、と。
テレビで知ってくる人は多いようだ。
「たとえば1万で3,4杯と言うことであれば、そういう感じで出すことも可能ですよ」
お願いしそうになったが、終電があるのであと1杯くらいしか飲めないことを伝え、何かいいウィスキーを、と頼んだ(と思う。記憶はない)。
グレンファークラスの21年ものを頂いた。
21年!すごい。
樽の中で21年過ごしている訳だ。気の長い商売だなぁ。
飲んだもの
・ブラックブッシュ
・グレンファークラス21年
お会計 6,700円くらい
グレンファークラス21年で2,000円くらいだったと思う。
いやー、おいしかった。
1杯目、なんでブラックブッシュにしてしまったんだろう?
記憶はただただ端から零れていく・・。
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