2015年11月23日月曜日

ASUS Zenfone2 カメラのHDR機能

カメラのHDR機能とは



景色を撮影したとき、極端に明るいところと暗いところがあると、1枚の写真でその明暗(コントラスト)を表現できない。

たとえば暗闇でさ杖居すると街灯しか写らず、日なたで撮影すると日陰や屋内が暗くしか写らないといった具合になる。

これは撮影対象の明るいところから暗いところまでの幅(ダイナミックレンジ)が広すぎて、カメラのセンサやディスプレイでは表現しきれないためにおきる。

HDR機能とは、このダイナミックレンジをカメラやディスプレイで表現可能なコントラスト比までぎゅっと圧縮するものである。


あまりよい比較写真がネットになかったが次のような差が出る。



普通に撮影した場合
今にも雨が降りそうに見えるが、実際はもっと明るい


HDR機能を使った場合
曇天から一転、明るい風景となった。体感的にもこちらが近い。



右上の雲と左下の芝を見ると、差がよく分かる。

ASUS Zenfone2で撮影。


もう1枚追加。

逆光で山の写真。



2015年10月11日日曜日

ノースフェースのドローコードのストッパーに今頃になって気が付く

2013年にクライムライトジャケットを購入してもう2015年。


悪天候時には山に行かないのでハードシェルが大活躍するといった出番はない。

むしろ普段着としての活用のほうが多かったかもしれない。


フードで一番お世話になったのは富士山だった。

大雨という訳ではない。

強風のせいで、とんでもないスピードで小石が飛んできていた。


風でフードが捲れないように、ドローコードを引いてフードを絞る。

しかし困ったことに、すぐにドローコードが元に戻ってしまう。

ここで始めてストッパーが無い事に気がついた。



ノースフェース製品で困ることがあるとは。

左右のコードを結ぶのだろうか?などと思いつつ。

ストッパーを買ってきてなんとか着けようと試みたりしていた。


そして、2年経った今、ウェアの中にストッパーが内包されていることに初めて気がついた。

写真の襟の上のほうの位置にボタン状のストッパーがある


そういえば他のウェアで見たことあるな、と思って触って調べたらあった訳だが。
あると思って調べないとわからないくらい離れたところにあった。


2015年8月27日木曜日

葛西臨海 夏

2015年 葛西臨海公園 夏 晴れ


今年から遊泳可(顔付け可、でもあまりキレイではない)

一応監視員がいる

有料簡易シャワー有り(16:00まで?)

無料簡易シャワー有り

トイレ有り

その他、ナシ

※飲み物などは途中の出店か、駅のキオスク(コンビニ)で買っておくこと。



 そこらの海水浴場に比べると空いているし、電車で行けるというのがよい。

 ただ、海はあまりキレイではない。





ここは汽水域、海はこの先(右方向)




海水浴場




2014年 葛西臨海公園 夏 晴れ→雨


無料簡易シャワー有り

トイレ有り

その他、ナシ





雨が降ったときはみんなこのテントにお世話になった











2015年8月16日日曜日

木曽駒ヶ岳 2015年 夏



木曽駒ヶ岳と空木岳に登るつもりで準備してきたが、道中からあいにくの雨。

天気予報でもいつの間にか雨になっていた


朝早くに出ているのだが残念。空木岳はムリだろう。

談合坂SA下り AM03:50・・


Uターンしようかと思ったが、今更なので木曽駒ヶ岳までは登ることにした。


菅の台バスセンター チケット売り場
バスとロープウェイのチケットを購入

バス停 この時期は早めの便が増発されている


行きのバスとロープウェイは混雑していなかった。

07:08 千畳敷駅 到着

既に標高は2600mを越えている。


 07:14 駅から外を窺う

何も見えない



やはり空木岳は諦め、駒ヶ岳だけ登ることに変更した。

千畳敷駅にはコインロッカーがあるので、テント、クッカー、食料、水を下ろす。
6kgぐらいは軽くなったと思う。


07:40 出発


雨はさほどでもないが、風が強い。

初めてレインコートの上下を着た。
ザックカバーもとりつけた。

半袖にレインコートだったため、腕にレインコートがピッタリくっついて冷たい。


出掛けに防水グローブを不要と判断してしまったが、これは失敗だった。

8月なのに手がかじかむ程に冷たい。

軍手は持ってきていたので良かった。ないよりは大分マシではあった。


08:22 乗越浄土


08:30 宝剣山荘
手前の団体さんは韓国のガイドツアーのようだ。
 
後で調べたら2013年に死亡事故を起こしていた時と酷似していて驚いた。
ただ、この団体さんは木曽駒ヶ岳まで行ってここに泊まるという安全登山。

こちらは天狗荘



08:42 中岳
ポンチョのような合羽は強風では巻き上がってしまって厳しい。


08:53 駒ヶ岳頂上山荘

視界が悪くなると迷いそうなオープンスペース

山荘らしき建物

09:10 木曽駒ヶ岳 山頂

本当は360度見渡せるハズなのだが

何が書いてあるのかもよく分からないが、山頂。


止まっていると体温が下がってきてしまうので、すぐに下山を開始。

とりあえず登っただけの山になってしまった。



12:00頃、菅の台バスセンターから見た山々



13:29 諏訪湖SA
曇天。お土産を購入。

15:14 中央道
やや渋滞。徹夜なので眠い。


 16:05 首都高
スカイツリーも雲の中


2015年8月10日月曜日

グレゴリー バルトロ85、でかい。

今まではz55を使っていた


始めたばかりで続くかどうかもわからないため、30ℓもあれば十分ではあったが、大は小を兼ねるでz55を購入した経緯がある。

z55は荷物が少ないときはストラップを引けばかなり薄くまとまり、ブカブカにはならないところが良い。また、荷物が多いときは雨蓋を伸ばしてより多くの荷物を積むことができる。(ただz55は55ℓと言うには小さい気がする)



z55で残雪期にテント泊の装備を持って山に入ろうとしたが、さすがにこれでは小さいと感じた。

しかし、問題の本質は、
  • 不要なものがまだまだ多い
  • パッキングが下手
  • 軽量化ができていない
と考え、無理して詰め込んで山に向かった。
ザックと水込みで16kgあった。

大失敗、やはり大きなザックを買うべきだった


ザックの中は一杯なので、他に工夫をする必要があった。

テントはザックの下にくくりつけることにした。

ザックを降ろすときはザック下のテントを傷つけないように慎重に背面から降ろすように気をつけた。

テント泊後に撤収をするときも、ザックをなるべく立てないように収納していたため、雨蓋の間に挟んだウェア2着に気が回らずストラップで括り付けずに担いでしまった。

結局下山中どこかに2着とも落としてきてしまった。

ウェア2着で合計6万以上・・。



4万の上着は親切な方が拾って届けてくれて、親切な方がそれを送ってくれたので、後日手元に戻ってきたが、こんなことなら大きなザックを買っておけばよかった。


経験が足りないのにムリして小さなザックに詰め込んでいた訳だが、経験不足を補うのもまた道具な訳で、創意工夫も重要だが、ムリはしてはいけないと思った。



ザックの下にテントを括り付けた。
テントを外に括り付けるのは本当はよくない。
やるなら普通はクローズドマット。

バルトロ85の購入


前から気になっていたザックなどを一度検討してみた。


MacPacのザックはアズテックの色合いや無骨な感じが格好良いのでいつかは使いたいと思っているが、なかなか手が出ない。重いのが気になるし、雨がしみることで防水性を高めるアズテックはとてもよく出来ていると思うのだが、染み込むと更に重くなりそうなイメージもある。



オスプレーは安いのでがよい。ただ背負うとあまりよくないといった印象があった。

イーサは背面にボードを積むことができるのだろうか。できれば更に良いのだが、よくよく考えてみると大型ザックでバックカントリーはしないだろうと思った。


そのほか、カリマーやドイターなんかも気には留めていたが、たまたま見ていたヤフオクでバルトロが格安で出ていたため、購入してしまった。値があがってしまい、最終的には4割引きぐらいの値段だったろうか。


身長176cmなので、MかLのハザマ。

z55はMだったが、バルトロはLを選んだ。正解だったと思う。


「85」である必要があったのか。

大は小を兼ねる、でよいと思った。
ただあまりにも大きいので、テントの中でどうなるか心配は残る。


特に大型ザックのウェストベルトは頑丈で屈強で、少し移動したいだけでも何かとぶつかってしまう。


z55とバルトロ85を比べてみて

サイドポケット


z55ではドリンク(ペットボトル)を挿していたのだが、2回は落としている。
荷物に押されて飛び出してきてしまうためだ。

また、ポケットの口が真上を向いているので、ザックを担いだ状態で取り出すには腕をひねるなどしなければならなかった。

バルトロはポケットが最初から斜めを向いているので取り出しやすい。
また、ドローコードがついていて、落ちないようになっている。
不要なときはマジックテープでポケットをしまうこともできる。

しかし500mlのペットボトルには大きすぎなポケット

ヒップベルトのポケット


z55は両方ともメッシュなので細かい砂ホコリや雨の影響を受けた。

バルトロのは片方が密閉式になっているので、デジカメを入れて置きやすい。


ショルダーハーネス


バルトロはショルダーハーネスの肩の付け根を内側や外側にスライドできる。これにより、首周りのハーネスとの違和感を調整することができる。


付け根が左右に動く

背中の通気


z55はメッシュになっていて背中が汗でベタベタになるといったことがなかった。

新しいバルトロも背中にスペースが生まれるようになっており、これは旧バルトロよりも改善されたのではないかと思う。

また腰のあたりは滑り止めの処置がされており、腰で担ぎやすくなっていると感じる。

 
しかし滑り止めが強力で、担ぐときにウェアが引っ張られる

裏側にパットが入っていて腰へのアタリを調整できる


ザックの仕切り、ポケット類


z55は一気室であった。

バルトロは二気室になった。これは良し悪しかもしれないが、仕切りはいらなければ外せる模様。


取り外し可能な布が張られている。
下部のポケットから出したいものが混ざらないようにするためと思う。

ストラップ、コード類


ストックやピッケル用のループが左右にある。
ヘルメット等を括り付けるネットのためのループもあった。


下部にはストラップがありマットなどを括り付けられるようになっている。
かなり長いので使わないときは取り外してしまったほうがよい。



また、雨蓋も左右別々のポケットになっている。

片方を開けてみた。反対も同様に開く。
 
雨蓋の裏側にもポケットがある。
つまり雨蓋だけで3つもポケットがある。
 
 
 

 ザック本体への出し入れは上部からだけでなく、背面からもおこなえる。

大きく開くので普段はここから出し入れしても良いかもしれない。
ボストンバックのようなイメージ。
冬季などファスナーが使えないときは上部から開けるとか。
 
右下に見えるのが上部の開口部を閉じるループ。
厚手のグローブでも操作できるように大きくしていると言えなくもない。


左右にも大型縦長のポケットがある。
12本爪アイゼンとか入れやすそう。

付属品類

サブバックが付属している

中に入っているサブバック。15ℓくらいだろうか。
ザックの中ではハイドレーション入れとして使いやすい。
 

背負えるようになっている

レインカバーも付属している

このレインカバーはどうやってザックと固定するのかわからなかった。
ザック本体のストラップをカバー側のループに通すのだろうか。
 
使い方が分からなかったのでとりあえず紐をつけて左右で結べるようにしておいた。
(早速、強風下で使うことになり助かったが)
 
上部のリングは下端側となる(ぐるっと丸めているので上部にあるが)。
これもどこにひっかけるのかよく分からない。
 
 

ザック下部のストラップを外して代用してみた。
 
 



まとめ

長期縦走や冬季を意識した造り

どちらもした事がないのに評するのも変だが。
大型ザックの用途といったらこの2つか、単なる荷物の担ぎ上げだと思う。

荷物が重くバランスも重要になってくるため、肩や腰のパットが分厚くできていて、がっしりしている。



またストレスにならないように調整箇所も多い。



左右のポケットはアイゼン用として使いやすい。



でかい。

大きいので喜んでいろいろ入れてしまうと大変なことになる。

改めて考えなければならなくなったこと。
  • 荷物の小分けと色分け(分けないと探すのが大変)
  • ハイドレーションの活用(ちょっと水、くらいで降ろすのが面倒)
  • ウェアの着脱回数を減らす工夫(同上。降ろすのが面倒)
  • 大きいからといって何でも入れない(戒め)

しかし、こんなでかいのを背負って危険な尾根を踏破するのだろうか?
普通はアタックザックに切り替えていると思われる。

これはサブザック

アタックザックを別に持っていく余裕はないので、中身を(テントとかに)デポしてバルトロ85で登るのかと思うと、もう少しストラップで細身に絞れたらよいのにと思った。
(危険な尾根に行った事はないので妄想)


とてもゴテゴテしてしまった気がする。

使いやすさを過剰に意識してしまっているのかもしれない。
気に入らなければ買わないだけの話しだが。


あと、雨蓋がズリ落ちてくるのは中身が少ないからだろうか。


このザックは決して他と比べて重いという訳ではない。

ただザックも大きな軽量化が図れるものなので、軽量化の観点でもう少し使い勝手を悪くしても良かったかもしれない。

それだとグレゴリー製品としての差別化にならないのかもしれないが。

また、近年はザックの軽量化は流行りでは無いのかもしれない。

そういった背景で出来たザックではないかと連想する。

使い勝手が良すぎて逆に不安になる、といったザックだと思った。