2013年12月1日日曜日

雲取山に登る(登り)

雲取山


2013年11月中旬に雲取山に行って来た。


 

雲取山を選んだ理由

・都内から比較的近いうえ2000m級の山
・11月中旬はまだアイゼンは不要(12月中旬には必要)
・百名山
・山荘もあるのでテント泊デビューに都合がよさそう。
 今回はテント泊ではないが、感じをつかむのにはよいかなと。


御来光(06:20)の雲取山山頂から見る富士山



行動予定(1泊2日)

予定では、

奥多摩駅 → 東日原バス停 → 雲取山(1泊) → 三条の湯 → 丹波バス停

実際は朝から寝坊・・したので、

奥多摩駅 → 鴨沢バス停 → 雲取山(1泊) → 三条の湯 → 祭バス停





行動記録

1日目、登り。
 
 
09:40 奥多摩駅着
 
奥多摩駅

東日原行きのバスを待つつもりだったが、次のバスは11:00まで待たなければならなかったので、食事でも取りながら考える。

駅の2階で食事。駅前がバスターミナルになっている。


鴨沢行きのバスが10:30に出るので、急遽、鴨沢から登ることに変更。


 11:00 鴨沢到着

奥多摩湖の奥のあたり。この地図は北が下で紛らわしい。

予備知識ナシなのでどこに向かうかまったく分からない。


鴨沢のバス待合場所。トイレもある。
写真中央の辺りから上がって右に行くと案内板が出てきた。


案内板、と地元ネコ。


地図からはとても長い道のりに見える。
そして実際に長い道のりだった。


民家の前の道を登っていく。
 

熊が出ると書いてある。
今回は鈴を用意していなかったが、他の多くの登山者は鈴を鳴らしていた。

やっと山道のようになってきた。



日当たりは暑く、木陰は寒い。
 
 
11:44
駐車場に出た。
マイカーの登山者はここから登るらしい。
駐車スペースはかなり早く埋まってしまうようだ。




11:53
ここから登りはじめる。
ここまでの道のりは登山というより単なる徒歩での移動だったようだ。

11:57
紅葉といった感じではなかった。
既に終わっているからか、そもそも紅葉しないのか。
空はとても青い。

12:11




12:52
水飲み場。ちょろちょろと水が出ている。


12:53 バス停から約2時間。ここで初めて残りの行程が分かる。

標高 1,150m
雲取山まで2時間45分
 
 
ということは着くのは雲取山に着くのは16時ごろ。
 
鴨沢から山頂までの距離は東日原からよりも短いだろうが、それでもかなりの距離があるように感じる。
 
今回、地形は用意していたが道に迷う可能性が低い整備された登山道ではむしろコースガイドを用意すべきだった。
 

13:17


13:58
右:7ツ石山。
左:雲取山 。
余裕がないので左。



もう霜がおりていて歩くとザクザクと音がする。

14:28
七ツ石小屋は右。
小屋には惹かれるが雲取山の左へ。


 14:51
右は鷹ノ巣山なので、東日原からのルートと合流したと思われる。
左の石尾根縦走路で雲取山へ向かう。

石尾根縦走路

ここでやっと稜線に出て景色がよくなった。
逆に言えばここまで見るとこナシ。
休憩する場所もなく、ただひたすら登る感じだった。

山脈の先に富士山。

15:18 ヘリポート着
 

テントもシュラフも持っていないが今回は自炊しようとガス、バーナー、コッヘル、食料、水2ℓをザックに詰め込んできた。

これが今までにない重量のせいか、単に足が遅いせいか、すごく時間がかかっている。

奥多摩小屋のテン場が見えてきた

15:23 奥多摩小屋到着

時間的にはここで泊まるのが正解にも思える。

予約不要、1泊 3,500円。

毛布、布団もあると書いてある。

が、小屋が日陰であったため湿気を連想してしまい宿泊を見合わせた。


必然と雲取山荘を目指す必要が出てきた。
遅くとも16:30頃には到着するのではないかと想定。

奥多摩小屋。
夕暮れ時に見る小屋は日陰で寒く湿度も高そうに見えてしまった。


15:40
左:雲取山
右:富田新道・・?
よく分からないので左。

登り切ったところで右が富田新道と表示されている。
富田新道は巻き道だったと思われる。

いま登ってきた道。

富田新道。
 15:59
雲取山で見る景色の中では富士山が一番キレイだった。
もう16時で日が沈みかけている。
 
 
16:02
直進:雲取山
右:巻き道

直進ルート
 
右の巻き道
日が当たらず寒そう。


既に足が重いので巻き道を選択。


16:12
1週間前に振った雪がまだ残っている。
 


軽アイゼンは用意していないので、もし雪があったら引き返すつもりだった。
 
実際、これぐらいの雪なら問題ないが、そうやって引くに引けないところまで行ってしまうのかもしれない。

巻き道に入ってからは誰とも会っていない。

完全に暗くなる前にライトの準備をしなければならないと考え始める。



16:23
 
ここはかなり雪が残っていた。
冷蔵庫を開けたような冷気に包まれる。
 


 16:40
やっと雲取山荘が見えた。
 
 
17:00頃チェックイン。
 
約6時間の行程は長かった。
 
 
雲取山荘はとてもきれいな山荘だった。
 
奥多摩小屋に泊まる可能性や、登れない可能性もあったので予約はしていなかったが、登っているときに状況判断で予約すればよいとも思っていた。
 
ただ、奥多摩小屋ではauは通じなかったように思った。
 
山荘のスタッフは非常によい人ばかりだった。
 
トイレもキレイで臭いもない。
 
手を洗うところは無かったように思う。当然風呂はない。
 
素泊まり5,000円と朝食1,000円分をお願いした。
 
夕食は1,500円だったが頼まずに自炊で済ませた。
 
 
 
自炊する場所は山荘の正面にある木のテーブル、イス。
 
テーブルは大きいのが6つくらいしかなかったように思える。
 
夏場は水も使えるようだが、冬場は山荘で分けてもらう必要がある。
 
水は豊富のようで、それほど気を遣う必要はなさそうだ。
 
 
今回の食料。小分けして持っていった。
 
しばらくして沸騰したので、棒ラーメン醤油味を2つ作る。
ついでにサトウの切り餅もいれた。
 
これで結構おなかいっぱいになった。
 
 
更にポタージュとココアを2杯飲んで終了、撤収。
 
テーブルの上に薄い氷が張り始めている。
 
足の先は冷えてとても冷たい。
 
 
 
自分は山荘で寝るが、テント泊の人たちはこの冷気の中で寝るのかと思うと、テント泊は厳しい。
 
山荘で指定された部屋に行くと中央にコタツが用意されていた。
 
毛布は1人2枚あった。敷布団は半分に折って使ったので2枚分の厚みがあった。
それなりに着込んでいるせいか、寒さは感じなかった。
 
1部屋に7人だったが、10人ぐらいは収容できるようなので、かなり余裕があった。
 
富士山の小屋は身長分ほどのスペースも無く、常に足を曲げていなければならなかった事を考えると快適だった。
 
明日の朝食は04:30から。
その後はいったん山頂を目指して下山する。



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