2014年3月31日月曜日

日立 Wooo UTシリーズ 電源が入らないのでファン交換

日立 Wooo UTシリーズ 電源が入らないのでファン交換



電源が入らない症状が出た。
ファン交換で直ったのでその対応についてメモ。


症状


症状は電源が突然落ちてしまい、リモコンで起動すると再び見れるが、しばらくするとまた電源が落ちてしまうという状況。
そのうちまったく見れなくなるが、しばらく時間を空ければまた見れる。



見れなくなる前に、普段うるさい本体側のファンが突然静かになる。
おそらくファンの故障が原因と推測。


本体の分解

分解の順序をまとめた。

最低限必要な工具はプラスドライバとラジオペンチ。


1.天板を外す



まず本体の天板を外す。
背面のネジを外して手前にスライドするだけで外れる。

2.側板を外す


次に側板を外す。
これも手前にスライドすれば外れる。


側板は突起で底板と噛み合わされている

3.上のカバーを外す

外すべきネジの位置はカバーに矢印で書かれている
ネジを外したら上に持ち上げればカバーは外れる

4.正面の化粧カバーを外す

上と左右にはめ込みがあるのでそれを外して引けば外れる

5.ハードディスクを外す

中央に2つ、側面に2つあるネジを外す
シリアルATAのケーブルとハードディスクの電源ケーブルを外す
 
6.底板を外して裏側のカバーを外す

底板は左右のネジ1本づつを外した後に背面側にスライドすれば外れる
裏側のカバーは裏に見えているネジ類全てと左右のネジを外せば外れる
 
カバーはまっすぐ抜かないとLAN端子用の基盤等が本体の基盤から抜ける。
最後に抜けがないか確認すること。
 
カバーにはファンの電源(写真左側)と本体電源(写真右側)のケーブルが接続されているのでラジオペンチなどを使って抜く必要がある。
 
 
 
これでファンが交換できるようになる。
 
ファンは上下2本のネジで止まっている。
おそらく下のネジを外したままにしておけば、次回からは「5」の工程でハードディスクを外すまで行えばファンを交換可能だと思う。
 
 
 
以下、参考画像
 
 



底板のカバーを外したところ。
溝に噛み合わせて止めているだけ。
底板を外すのに基盤のネジは全く外す必要はない。
 

問題のファン
nmb-mat 7 2106kl-04w-b39
おそらく「52角 NMB ミネベア DC軸流ファンモータ 」と思う。
52mm角のため量販店ではどこにも売っていなかった。
日立のサポートにお願いしないと入手は難しそう。
 

コードは3本。基盤上、左から黒白赤。
3本の理由は回転のパルスを拾っているためと思われる。
今回このパルスが無くなってファン停止による電源断が発生した。
 

ファンの交換用部品
600円。安い。
UT32-HV700B (118)


登山のレイヤリングでなるべく着まわしてお金をかけない方法

登山のレイヤリング

 

登山道具は費用が高い。

 

特にウェアは普段着と比べてしまうと、とても高いと感じる。

 

ウェア類を一度に揃えるのは金銭的に厳しいし、出来ればいろいろなシーズンで無駄なく使えないか、ということで、これから始める人の最低限の装備について考えてみた。




登山 レイヤリングの例


アウター


アウターは出来ればちゃんとしたモノを買いたい。

機能は耐水、防風、透湿があること。

レインウェアの機能と同じなので最初はレインウェアでも代用できる。

いずれにしろしっかりしたモノを買わなければならないのはアウターだけ。


ミドルレイヤ


ちゃんとしたアウターがあればミドルレイヤは登山用でなくてもよい。

用途は寒いときなので、寒いときに着れる普段着でよい。

お金に余裕があれば登山用のものを揃えるとよい。


登山用は次のようなメリットがある。
同時にこれから始める人にとっては普段着でも問題ない理由もある。

  ・撥水性、透湿性、防風性
   (前述のようにアウターがしっかりしていれば中は普段着でも問題ない)

  ・速乾性、吸湿性
   (汗をかくほど暑いときは脱いでいればよいので普段着で問題ない)

  ・軽量化
   (重くて嵩張るかもしれないがそれだけなので普段着でも問題ない)


ではなぜ高い登山用のが必要となるのかというと、少しの雨風、または体温の変化に合わせてウェアの着脱をする回数を減らしたい目的であったり、テントやシュラフ、登攀用具を持つために極力軽い、機能性のあるウェアで軽量化を図る目的であると考えられる。


ベースレイヤ


登山用である必要はないが、注意する点がある。

汗対策として、化繊繊維やウールであること。乾きにくいコットンは使わないこと。

冬場はウールが優れているので、費用は少し高いが検討するとよい。


夏場は標高が低いところでは暑く、高いところでは肌寒い。

加えて、紫外線による日焼けの影響も考えなくてはいけない。


最初から長袖では暑いし、半袖では日焼けによる体力の消耗も気になる。

長袖で腕まくりをするのも煩わしい。

そこで、半袖+アームカバーという選択がベストだと思う。

アームカバーもUVカットがあったほうがよい。


そのほか、汗を大量にかくが着替えることもないので、抗菌消臭機能のあるウェアを選ぶとよい。