2016年5月28日土曜日

「えもふり」の絵をGIMPで編集してみる

えもふり × GIMP


「えもふり」で使う画像はPSD形式。

PSD形式はAdobePhotoShopが扱うフォーマットなので、持っていないとちょっと試すこともできないのか。

GIMPで試してみた。

どれくらい使えそうか


えもふりをインストールするとサンプルが添付されている。

このサンプルの絵をエクスポートしてGIMP(など)で加工後、インポートするという形でなら自分で絵を用意してえもふりを試すことがでそうだ。

サンプルにはキャラクタの動きもセットされているので、とりあえず動かすことと、それをGIFアニメとして保存することもできる。

公式フォーラムにはその他のサンプルもあるので、もう少し試す幅は広がりそうに思える。

ちょっと動かしたいぐらいなら、このような使い方もありかもしれない。


実際に試してみる


(それぞれのソフトのインストールは省略)

「えもふり」を起動

起動直後は何もできそうに見えない

とりあえず「プロジェクトを開く」

一緒にインストールされたサンプル「入門用テンプレート」を選択

サンプルキャラクタが表示される

タイムライン編集のサンプルを適当に選び、再生を押すと動く

ソース編集を開くとパーツごとに表示されるので、すべてエクスポートする

わかりやすくするために名前を変えずに保存しておく。
透明色がセットされたPNG形式で保存される。

GIMP起動

先ほどのファイル、例えば「前髪」を読み込む

編集する。形を変えても良いがとりあえず色を変えてみる。

編集したものを保存しておく。
「名前を付けてエクスポート」


保存。上書きか、別のフォルダにでも保存する。

同様に「後髪」も編集してみる

ささっと塗る。

それぞれをtestフォルダに保存した。

「えもふり」で表示しているパーツと同じファイルをドラッグ&ドロップ

セットされる

同様に前髪もセットする

タイムライン編集で動かしてみる
これでGIMPで編集して「えもふり」で動くことが確認できた

とりあえずプロジェクトを保存。
名前はなんでもよい。

タイムライン編集から「動画を出力する」を選択するとGIFアニメファイルが作成できる
あまり大きなファイルを作ると時間がかかる事もあるようなので、とりあえず上記のような値で作成。

保存するファイル名を指定。


ツールのクラッシュが起きる場合に試すこと


ファイル名を聞いてくる前にツールがクラッシュしている場合は、ファイルの保存先に問題があると思われる。

簡単に解決策を試すなら、プロジェクトをマイドキュメントに保存して、マイドキュメントからプロジェクトを読み込んでみる。

その後、同じ手順で「動画を出力する」と、保存先も自動的にマイドキュメントがセットされているため、クラッシュしない。

原因は「えもふり」をインストールしたWindowsのProgramfilesにアプリが勝手にファイルを書き込むことをOSが阻止したためと思われる。アプリのエラー処理で回避してくれればよかったが。




GIFファイルができた。

ちゃんと動いた。






2016年5月5日木曜日

BlackDiamondセラックプロと靴(VertoS6K)との相性

BlackDiamondのアイゼン(セラックプロ)との相性


 アイゼンと靴は相性が重要


アイゼンは着け方によって3タイプに分かれる。

ワンタッチタイプは装着が簡単だが、靴の前後にアイゼンを引っ掛ける溝(コパ)が必要で、靴との相性も一番シビアになる。


アイゼンは必要な時にサッと履けたほうがよいので、ワンタッチタイプがおすすめと言える。


もし冬靴を先に買うのであれば、少し値段が上がるかもしれないが、前後にコパがあるものを買っておいたほうがよい。

靴を買うときにアイゼンも一緒に買えば、お店でフィットするものを選んでもらえる。



今回はフィッティングもせずバラバラに買ったが、意外と相性がよかったので参考までに情報提供。


ブーツとアイゼン

 ブーツ

ノースフェイス Verto S6K USA9(27.0cm)


普段は26.5なので27.0だと小さいと思ったが、1日履いていると遊びが出てきた。これもコスパは良いと思う。


 アイゼン



ブラックダイアモンド セラック プロタイプ(ワンタッチタイプ)



アイゼンと言えばグリベルが気になるが、2万くらいするのは高すぎる。
円高のころはもっと安かったと聞いたが。
ブラックダイアモンドはグリベルより値引きされていて、更にお買い得な気がする。

装着した状態




少しかかとが浮いているかもしれないが
問題は感じられない。

ピタリ




キレイに嵌ってると思います



どうでしょうか。

素人目には問題なく見えますが。

白馬、尻セードに注意

2016年5月 白馬大雪渓で尻セード



登りで疲れてしまい、下りは脚力温存で距離を稼ぐために尻セードを決意。


朝6:00頃



尻セードはウェアのダメージが気になることと、トレース跡のデコボコにつかまってしまうのが難点だとわかっていた。


今回、手持ちの道具で使えそうなのは「まな板」。百均のまな板。

小さいのだが、それでも試してみた。


結果は良好。

意外とスピードが出る。

アイゼンが雪面にひっかかるのが危なかったが、止まらないのはもっと危ないので、かかとがあたるかどうかという具合で足を調整しながら滑走。


と、突然、バキッ!という音と、衝撃。

落石にヒットしてしまった。
 
 
まな板、割れました。これで済んでよかった。




大雪渓は落石が多く、埋まっている石もあるから注意が必要。

対策が思いつかない。下手すると大事故になる。
しいて言えば、尻セードはしないほうがよい。


値段は痛くないが、尾てい骨が痛い。